梅木よしてる徒然日記

人生60歳代からが黄金の時代だとか、我が家は黄金の人生??悪戦苦闘の人生ですが、黄金の人生を目指しています。

いじめ

2012-07-11 08:56:25 | Weblog
私は、車で走行中に大津市を大洲市と聞き間違えて、教育長にいったいどこの学校で・・・と質問しました。
教育長さん、その節は失礼いたしました。

このいじめ、毎日報道されていますが自殺しなくてはならないほど追い詰められた生徒のことを思うといたたまれません。
先生にも涙ながらに電話をしていたことなど、どんどんいじめの事実を学校側が認識していたことも窺えます。

このような事件が起こると、必ず加害者の人権的配慮からと言われますが、被害者側の人権はどうしてくれるのと問いたいですね。

最近、光市の母子殺害事件から死刑確定にいたる木村さんの戦いの本を読みました。
加害者は、人権的配慮で十分守られているのに、被害者への人権的配慮が全くなされていない印象を受けました。

大津市の越直美市長も「教育委員会の調査はいいかげんだった」と今回の対応を批判されています。大津市のご両親のやりきれない気持ち一日も早く報われますよう願います。

市の教育委員会は「いじめが自殺の原因かはわからない」「人権的配慮から加害生徒に再度の事情聴取はしなかった」などという釈明に終始しており、一般市民や中学校の生徒からも不信の声が上がっている。

「新事実が出るまで再調査するだろう」
12年7月10日の情報番組「スッキリ!!」(日本テレビ系)で、「市の教育委員会についてどう思うか」という越2 件市長への直撃取材が放送された。市長は、

「今後は再調査をしっかりやるということだけだと思っています。それでも完全に大津市の教育委員会としても、学校としても、大津市役所としても、市民の方から信頼を失っているという大変残念な状態にあるので、再調査をして…私は今までの教育委員会の調査はいいかげんだったと思っていますし、それをやれば新しい事実が出る、というか出るまでやると思っていますので、それによって今後の信頼を回復するとともに亡くなったお子さんに真摯に報いたいと思っています」

大津市で昨年10月、市立中学2年の男子生徒=当時(13)=が飛び降り自殺した問題で、学校側が直後に全校生徒に実施したアンケートに、「(男子生徒が)『もうおれ死ぬわ』とメールをして、(いじめていたとされる同級生の一人が)『死ねばいいや』と送り返していた」との回答が含まれていたことが6日、関係者への取材で分かった。市教委は男子生徒の両親にメールの履歴などの確認をしていなかった。越直美市長は同日、外部の有識者による調査委員会の設置を決め、文部科学省も調査を実施する方針を固めた。

光市母子殺害事件(ひかりしぼしさつがいじけん)とは、1999年(平成11年)4月14日に山口県光市で発生した凶悪犯罪。当時18歳1ヶ月の少年Aにより主婦(当時23歳)が殺害後屍姦され、その娘の乳児(生後11カ月)も殺害された上、財布を窃盗した。被告人の元少年Aは強姦致死罪容疑・殺人罪容疑・窃盗罪容疑の罪状で裁判となり、事件当時18歳1ヶ月の未成年でありながら死刑判決を言い渡された。最高裁判所第一小法廷が上告を棄却し、死刑が確定。

裁判中はその残虐な事件内容と、元少年を死刑にすべきでないと主張する弁護団の突飛とも言える弁護内容(後述)がマスコミで大きく取り上げられ、日本国内で論議を呼んだ。