2008年7月18日
今日は札幌へ向かいます。十勝から札幌に向かう途中に倉本総のドラマ「優しい時間」で二宮君が住んでいたロケ地があるので寄ってみることにしました。今日もミーハーな旅になりそうな予感・・・
南富良野の「たるきぃとな」というレストランが舞台になりました。朝の7時半にお店に着いてしまったので外観だけ写真を撮ろうとしたのですが店主が出てきて快く中に入れてくれました。しかも撮影の時の写真とか台本とか色々と見せてもくれました。店主も撮影スタッフとしてお手伝いをしていたみたいです。ちょっと奥まったところにお店があるのでゆっくりできそうな雰囲気でした。
次に向かったのはまたもや映画のロケ地。今度は「鉄道員(ぽっぽや)」の舞台になった幾寅駅(映画の中では「幌舞駅」として登場)です。倉本さんではないですねえ。。駅は鉄道員の主題曲が大音量で流れていました。この音が無ければ趣でるのに
駅は今も使われていて、学生さんたちが乗り降りしていました。駅の周辺には舞台セットが残されていたり電車も展示されていました。電車の中には入ることが出来ました。
それにしても富良野という場所は本当にドラマや映画のロケ地が多いんですね。それだけ絵になるってことなんだろうなあ。確かに私も美瑛の景色には感動して、また行きたいと思ったもの まだ夏しか来たことないからいつか冬や春に来てみたい。また違った感動が味わえそう
富良野から札幌に向かう途中の「かなやま湖森林公園」内のラベンダー畑。
とっても綺麗でここで少し散策がてら休憩しました。人が全然いなくて満喫できました。観光地ではない場所が好きな私達です
かなやま湖周辺では「エゾシカカレー」が名物とのことで、是非食べてみたかったのですが、残念ながら朝が早かったためにお店はどこも開いていませんでした
平岸高台公園 北海道テレビの裏口
14時に札幌に到着 まず初めに向かった場所は北海道テレビの隣にある公園「平岸高台公園」。私達の大好きな番組「水曜どうでしょう」の撮影場所です。ここには私も来たかった もち洋(大泉 洋)の立つ場所で私も写真撮ってもらいましたよ~
北海道テレビ
北海道テレビの中にも入りました。onちゃん笑ってます 藤やん人形になってるしっ
いや~~ここはテンション上がりましたねえ
前日までに予約すれば社内見学もできるようですよ。
お昼はスープカレーを食べに行きました。北海道出身の友人オススメのお店「ピカンティ」です。スープは濃厚系とアッサリ系を選べます。私達は濃厚系にしました。辛さも選べます。具はチキンを注文。常滑焼の器に入っていて器の真ん中が盛り上がっていました。味はココナッツミルクは入ってるのかな。タイのレッドカレーっぽい感じ。チキンもスプーンでほろほろって取れるので食べやすかったし野菜の甘みもして美味しかった。研究して家で作ってみようかな
モエレ沼公園
そしてそして次は「モエレ沼公園」。彫刻家イサム・ノグチの作品ともいわれる公園に来ました。でもピカンティを出るくらいからゲリラ的大雨が降ってきてしまい公園散策どころではなくなってしまいました 1日に数回、噴水のショーが行われるので、この時間に合わせて来たのに雨天中止。かなりついてない 公園に到着して少し歩いたころには雨は上がったからまだ良かったけど、やっぱり今回の旅行は食以外は運が悪い気がする。
モエレ公園はピラミッドっぽいものがあったり山があったりと公園自体が1つの作品みたいでした。ただ美を追求しすぎて日陰がないし椅子もない。晴れた日や暑い日はどこで休憩をしたらいいか分からない。レジャーシートと帽子は必需品ってことなのかな??芸術を追求するのは素敵なことだと思うんだけど公園の役割は果たしてない気がする。ここを利用する人のことを考えることも芸術なのではないでしょうか。期待が高かったせいかがっかりでした。
掘っ立て小屋?さっぽろジンギスカン
夜はジンギスカンを食べました お店は「さっぽろジンギスカン」をセレクト。生ラム肉が食べれるのと、炭で焼くことに惹かれました。人気店みたく30分くらい待ちました。カウンターのみのお店で席に座ると1人1人前ラム肉が出てきます。一緒に焼く野菜は玉ねぎのみで他の野菜はオーダー式でした。
目の前でさばいて出てくるお肉は、赤身で臭みがまったくなくアッサリとしていてるのでいくらでも食べれちゃいます。ある意味危険。ビールとも合うけどご飯とも合う。最後に漬けタレをプーアル茶で割って飲むのが最高に美味しかった
旦那は、「これまで食べてきたジンギスカンの味とは全然違う~」と感動していました。
札幌はさすが美味しいものが沢山あります。札幌で食道楽の旅もしてみたい
さて、札幌市内の宿ですが、近くに道の駅がない!! しょうがなく千歳まで足を延ばして、道の駅「サーモンパーク千歳」で就寝。お風呂は手前の恵庭市にある「恵庭温泉ラ・フォーレ」でのんびり。
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2008年7月19日
明日は朝10時30分発のフェリーに乗るため実質今日が北海道最終日。ゆっくりするか最後まで観光するか迷った挙句、やっぱり観光することに決定
ということで、まず最初は支笏湖畔の「苔の同門」へ向かいました。
苔の同門へと続く遊歩道 苔むした岩が目立ちます
環境保全協力金なる募金をして中へ。苔の同門へは、遊歩道を10分ほど歩きます。
洞門内は岩盤崩壊の危険があるため、内部への立ち入りは禁止されてて、洞門入口付近の観覧台までしかいけませんでした。洞門入ってからが面白いのに!かなり残念 でも太陽の光に照らされた苔はとっても綺麗でした。
次は、洞爺湖へ向かいます。急いでいる時に限っていろんなところに立ち寄りたくなるんですよね~。この時も「きのこ王国」なる大きな建物を発見すかさず旦那は「入ってみよう」提案。なんだか面白そうなので私も賛成して入ってみたところ、きのこ類を中心としたおみやげ物屋でした。販売されているほとんどの商品が試食できるようになっていて、試食だけでお腹が一杯になりそう。名物の「きのこ汁」(1杯100円)と、揚げ芋(1個80円くらいだったかな?)を食べました。ここの揚げ芋は、あとから食べた中山峠の揚げ芋よりも、大きくて甘くて美味しかった 絶対オススメです
きのこ王国で時間を費やしてしまい、洞爺湖に着いた頃はもうお昼を回っていました
最初は「金毘羅火山散策路」を歩きました。ここは、2000年の有珠山の噴火による土石流で埋まった公営住宅や流された橋などが当時のままの姿で残されています。
1階部分が完全に埋まってしまった公営住宅 やすらぎの家
有珠山の噴火はテレビニュースなど知っていましたが、テレビ画面からは伝わらない生々しい被害状況を目の当たりにして、自然の驚異を感じずにはいられませんでした。
↑線路では前輪は浮かせて代わりに車輪が降りてきます
散策路から戻ってくると、洞爺湖ビジターセンター前の駐車場で変わった形のバスが走っていたので近づいてみると、JR北海道が主催するDMV(Dual Mode Vehicle)の試乗会でした。道路と線路の両方を走ることのできるバスです。利用客の少ない路線対策として開発中のようです。これからの高齢化社会では、駅に行くのも一苦労になると思うから、バスが家の前まで来てくれて線路を通ってそのまま目的地まで届けてくれたら利用者も増えるのではないかな。
線路を利用することで道路を走るときよりも省エネになるそうですよ。試乗出来ると聞いてもちろん乗ってみました 線路上は滑るように走行して乗り心地は良かったです
次は、「西山火口散策路」。こちらも2000年の有珠山の噴火で埋もれたお菓子工場や、数メートルも隆起した道路などが残されています。
西山火口散策路 火山灰に埋まった工場
散策路の近くからは今も噴煙が上がっていて、心なしか気温が高いように感じました。
今回の北海道旅行の観光はここでタイムオーバー
夕食は友人オススメの札幌のお寿司屋さんへGO予約がなかなか取れないお店で、混み合う18時までであればお店に入れるとのことで、16時に予約しておきました。どうしてもここのお寿司が食べたかったんです
お吸い物 マコカレイ 鯵 おおすけ(鱒)
ホッキ貝 ほたて 烏賊 しめ鯖
つぶ貝 ぼたん海老 ずわい蟹 うに
トロ いくら 鱒の皮の巻物 海老味噌の巻物
16時予約がちょっと遅れて16時半に到着。カウンターの席に通されました。本当はお酒を飲みながら焚き物でも頂きたいところですが車なので今回は握りのみのオーダーです。15貫で1人4,000円でした。ものすっごく美味しかった大将も素敵な方で楽しい時間を過ごすことができました。旦那もとっても気に入ったみたいで札幌に来たらまたここに来たいと言ってました。
食事の後の散歩。本当に本当に最後の最後の観光です。やっぱり見ておかなきゃいけないと思ったテレビ塔と時計台。どちらもライトアップされていて綺麗でした。
この日は明日出航する小樽のフェリーターミナルに車を停めて寝ました。結構ここに車を停めて寝てる人が多かったです。
2008年7月20日
朝の10時30分。いよいよ北海道ともお別れ。新潟へ向けて出航です。
帰りは乗客が多く、部屋は貸切とはいかなく、ちょっと窮屈だったけどほとんど寝ていたのであっという間に新潟に到着。新潟はものすごく晴れていて暑かった~
今回の旅行で悲しかったことはお土産。飛行機でびゅ~~んっと家まで帰れないので要冷蔵のお土産を買って帰ることが出来なかったんです。新潟から千葉に向かって走るのでどんなに工夫しても溶けてしまう。ロイズのチョコも六花亭のバターサンドも買えなかった なので友人達へのお土産も北海道っぽくないものばかり。。すまんです
でも今回の旅は本当に「食」の旅だったように思います。天気は最悪だったけど食事は本当に美味しかった 帰りの船では二人ともズボンがきつくてはけないほど太ったし(笑) 今度は他の季節に行ってみたいな。色々なこともっと体験したい旅行ってやっぱり本当に楽しいです。
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