空間絵画NO9~NO10
空間とか何か、
その前に宇宙とは何か。
それは空間と物質で出来ている。
物質とは何か
それは空間が力によって凝固したものである
物質もまた空間なのである。
すなわち空間とは宇宙のすべてである。
空間に物質が浮かんでいるのはなぜか
それは単に力の粗密による関係だと言えるだろう。
そこで凝固したものが物質ならば
空間は力の現われ
すなわちエネルギーそのものである。
宇宙はエネルギーが作り出す世界である。
エネルギーとは何か
それは空間に波動をもたらす力に他ならない。
波動とは何か
それはエネルギー不滅の法則が適用される
無限運動の最もシンプルな姿である。
無限運動とは円運動に他ならない。
波動の示す波のグラフは円運動に時間を加えたものに過ぎない。
時間を無視すれば、不動のまま円運動を行っているのだ。
事実この天空はすべて円運動で成り立っている。
このエネルギーの無限運動をとらえて写実を試みるのが
空間絵画である。
空間絵画は論理的に波の図だけで成り立つ
宇宙の姿を描こうとする新たな絵画だということになる。
空間絵画 NO11~NO12
エネルギー保存の法則、あるいはエネルギー不滅の法則は
どちらも物理学の基本原則である。
すなわちこの波形には
始まりもなければ終わりもなけい
無限に続く力なのである。
この無限に続くエネルギーの流れのどこかに
人間の始まりと終わりがある。
空間絵画はこの不思議を
追い求め
絵画に落とし込むための
世界初の大いなる試みになるだろう。
なぜならこの絵画は
作家である私の力が尽きるまで
永遠に続く一枚の絵画なのである。
断わっておくが
これは絵の解説ではない。
言葉と絵による
新たな宇宙理解の試みなのである。
絵のみを信じてはならないし
言葉のみを信じてはならない。
それらは統合されて初めてその意味を発揮する
言葉と感性の共同による
真実の追究なのである。
これを芸術と呼べるなら
私は新たな芸術を創造したことになる。
宇宙とは何か
人とは何か
人は何処から来てどこに行くのか
芸術の永遠のテーマが
この絵画にはより純粋にある。
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