のしてんてんハッピーアート

複雑な心模様も
静かに安らいで眺めてみれば
シンプルなエネルギーの流れだと分かる

ナウイズム(実在主義)宣言

2016-10-30 | ナウイズム(実在主義)

地上のすべての人びとに、人間の尊厳と希望を。

 

我々は、長いあいだ時間の概念に縛られた認識世界に生きてきた。

時間の概念は、世界を認識する上で、重要なはたらきをしてきた。

時間は歴史を理解し、人類を未来に向わせる。

「今」はそのためにあり、その今を、正しく生きるために、四次元は明るく道を照らしてくれた。

時間の概念は、人々に明日に向かって生きる力を与えてくれ、それは探求と富の追及に対する人間の多大なる意欲をかきたててくれたのである。

その成果は、この数世紀の歴史を眺めるだけで明らかだろう。

四次元はまさに、人間の世紀を築き上げたのだ。

 

しかし反面、四次元は様々な代償を人間に求めてきた。その代償は、万人に対して等分に振り分けられるように仕組まれている。心の中でそれは起こる。

苦悩がそれだ。

時間は心を、今に留まることを許さない。

過去を悔い、未来に不安と希望をかきたてて人びとを走らせる。それが出来ないものは落伍者となって自らを責めるしかない。

 

我らは宣言する。

己の中の時間を断ち切り、今を生きるということを。

今を生きるということは、真実の中に入るということだ。呼吸し、脈打つこの身体と共にあって、宇宙と共存している事実を感謝して受け入れることなのだ。

そこには落伍者は一人もいない。

全ての人は、それぞれが独自に持っている能力を有効に使うことが出来る。その能力は一人ひとり違っており、その違いこそ最大の価値だと認めなければならない。

人は己であること、それだけで社会に貢献し、その役割を果たす。それは今を生きるものにしかできないことなのだ。

我らの精神的支柱は五次元である。

五次元は四次元を否定するものではない。

むしろ四次元思考の利点を認めつつ、四次元の落とし穴から自らを解放する思想となる。

主従関係をはっきりさせねばならない。すなわち、主は五次元であり、四次元は必要な時に用いる。従ということである。

いうまでもなく四次元は時間であり、五次元はスケールだ。

スケールの概念は、今この瞬間に座ったままで、全宇宙を旅する。

この瞬間にいる己の現実存在を無限のかなたまで押し広げて認識させてくれるのだ。

スケールの概念を使いレベルを上げれば、己は無限大であり、宇宙と合同であるという理解に至る。スケールとは「今」を言い表す。

その大きさは、時間の概念が描き出す世界と比較すれば瞭然とわかるだろう。

 

時間の概念は、己とはこの身体であるという理解しか生まない。なぜなら、人は時間のラインに乗って動かなければならないからだ。

未来も過去も、現実ではない。空想の存在だ。

その世界に身を置くということは、この身は空想の存在でなければならない。知らないうちに我々は自分を宇宙から切り離された存在として認識しているという訳だ。

今に生きることは、四次元の社会では怠惰な者か、聖人というレッテルを張り付けられる。人々はそう考えることで自分を守る。そして、今生きているいのちに見向きもしないで時間の中を走るのだ。

我々は痩せ細った無限の時間軸の上で生きている。どこまで行ってもこの身体しかない。そしてこの身の死に恐れおののく。

これが四次元の我々の姿だ。

 

我々はこの四次元の意識から離れ、生まれた瞬間に戻る。

産声の中にある、命の言語を解読しなければならない。

その瞬間が今もこの私の中に息づいている。それが命だ。

この命は四次元のように、この身を限りに存在しているのではない。

産声はそれを知っている。地球、太陽、全宇宙の力がこの命をつくり出している奇跡だ。

それはどこにもいかない。永遠に存在するものだ。

 

時間の概念はそれを隠す。あたかも昼間の太陽の様に、無限の宇宙を青空の後ろに押しやっている。

スケールの概念はこの時間の眩しさから人間生を取り戻す。我々は五次元に生きる。

五次元は、産声から変わることなく続いている真実の道を指し示すのだ。

 

我らは叡智を集めて、五次元の道をひらく。

様々な芸術が今この時を生きる人の姿を提案する。

平凡な生活の中で、

一本の描線、一枚の紙、一個のジャガイモから、今この時を学ぶ。

日々の台所から、五次元を見出す。

味わい、眺め、宇宙を聴く。感性は常に今この時に生きている。

 

今立っているこの場所から、五次元の意識は生まれる。

それは、人類を苦悩から解放するたまごが宿る場所なのだ。

 

五次元とは、スケールをあるじとし、時間を正しく使う生き方だ。

我々は宣言する。

四次元から脱却して、五次元と共に人間性を回復する。と。

 

この瞬間から、

今を意識した生き方を選択しよう。

今この時にしか存在しない、この命を見つめて生きる心を定めよう。

憎しみは過去から来る。怖れは未来から来る。

そして愛は今にしか存在しない。

このことばを胸いっぱいにかみ締めよう。

 

常に、今この時を意識して生きる。この生き方をナウイズム(実在主義)と呼ぼう。

ナウイズム生活

ナウイズム芸術

ナウイズム思考

 

ワ タ シ ハ イ マ ヲ イ キ ル

 

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ここに、ナウイズム(実在主義)を提案いたします。 

五次元を意識した生き方を始めようではありませんか。

(のしてんてん)

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五次元についての考え方は、当ブログのカテゴリー「五次元宇宙に生きる」シリーズをお読みください。時系列に読んで頂くことをお勧めします。

また、冊子「のしてんてん系宇宙論」もございます。興味ある方はご一読ください。

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ただし、引用される場合は、必ず出典を明らかにしてください。

 

のしてんてん(北籔 和)

 

 

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