10月19日、 紅葉の蔦沼めぐりの会に参加した。
先日初冠雪のあった八甲田連峰の笠松峠を越えて、
快晴の中 蔦温泉にむかった。
いよいよ 2.9kmの「沼めぐりの小路」へ出発
ここは環境省の国設「蔦野鳥の森」でもある
1番目は蔦沼(つたぬま)
沼の成因と関わりのある南八甲田の赤倉岳が見える
左周りに登っていくと 樹の間に蔦沼が・・・・・
2番目は鏡沼(かがみぬま)
鏡沼の案内板には 次のようにある
『この流れは上の月沼から流れ出たもので、少し下ると地面にもぐって伏流水となり、下の蔦沼に湧き出していると考えられています。そうした地下の流れは、赤倉岳の崩壊によってつくられたものです。後ろの鏡沼は、この流れの一部を引いてつくった人造の沼です。』
3番目は月沼(つきぬま)
月沼 案内板には次のようにあります
『何百年と生き続けてきた樹木もいつかは倒れ、少しずつ森の土へと還っていきます。昆虫を中心とする多くの生きものたちが木材を細かく砕き、最終的には菌類が完全に分解し尽します。森の中の栄養分は、この循環によって常に保たれ、蔦の森をずっと支えてきたのです』
鉈目
ブナの大径木 三つ又で神聖なもの・・・・・・
このような小路を歩くのは心の洗濯に・・・・・・
4番目は長沼(ながぬま)
長沼
長沼 沼の成因にかかわる赤倉岳が見えている
案内板には
『長沼は大量の雪解け水が注ぐ春の間は、その名のとおり細長い形をしていますが、夏の訪れとともに水かさが減り、しだいに小さな丸い沼へと姿を変えます。水面が後退するとそこにはオオカサスゲやシロバナカモメヅルなどの植物たちが芽を出し始め、やがて大きな群落になります。』
ここの休憩舎で昼食
大岩の脇を通り・・・・・
右手にスゲの原をながめ
5番目は菅沼(すげぬま)
菅沼
菅沼
ここには休憩舎がある
6番目はひょうたん沼
ひょうたん沼
ひょうたん沼
ここからは蔦温泉の建物が見えている
六つの沼をめぐり終え
大町桂月の墓をお参りする
『 極楽へ こゆる峠の ひとやすみ 蔦のいで湯に 身をば きよめて 桂月 』
お墓のミズナラ巨木も紅葉の盛り
湯玉湧く 天井の高い湯船で 汗を流した
7番目は赤沼(あかぬま)
これは数年前の写真
「沼めぐりの小路」とは別ルート
蔦の六沼(蔦沼、鏡沼、月沼、長沼、菅沼、ひょうたん沼)プラス赤沼で蔦の七沼となる
これらの沼の成因は、南八甲田の赤倉岳(1.298m)の山体崩壊、岩屑なだれによるせき止め等によるもので、この「流山」地形は現在もかすかに動いているとのこと・・・・・・・・・
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