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陸奥のパワースポット

みちのく青森の、自然や神様など、こころ洗われ元気がでる場所を巡る。

雪道ドライブ…上北平原・・・

2025-01-21 10:41:39 | 旅行

年末年始記録的な大雪に見舞われ

雪かたづけに追われていたが

ようやく青空も見られ

ひさしぶりに車で出かけた

四号線沿いに

浅虫-野辺地-七戸を往復した

浅虫 湯ノ島

のへじの烏帽子岳

七戸天間林 フラットな上北平原

 晴れ間に北八甲田と八幡岳

同上

南八甲田も

北八甲田

 

 

【参考】

産総研 「十和田地域の地質」より

烏帽子岳 (24/1))

奥羽脊梁山地 八幡岳と南北八甲田 (24/1)

上北平原と奥羽脊梁山脈(23/3)

平原と山地の間に

「底田撓曲・そこたとうきょく」というものが

延々とつづいているという

“東西圧縮”による地質構造だという

どこを観察すればよいのだろうか

見たいものである・・・・・・・・

 

 


バリカン山・・・トラガリ山・・・

2024-10-28 10:51:20 | 旅行

10/26バリカン山登山に参加した

以前 久須志神社の上の鉄塔までは行ったことがあるが

バリカン山は未登頂だった

また市街地からは幾つものピークが見えて

どれがどれやら判らないでいた

地理院地図には道も載っていない

341mピークと425mピークの間のものがバリカン山とみられる

沢山の久須志神社にお参りして

出発

久須志神社の境内には 猿田彦命(庚申塔)、少彦名命、龍神様、馬頭観音、大国主命などの

古いやしろ・ほこらが祀られている

登り始めてすぐに スワッ ツキノワグマのものか !!

ホイッスルで山に挨拶して進む

送電線の101番?鉄塔でひとやすみ

オオバクロモジ

薬師堂奥ノ院跡があると・・・・・

バリカン山のトラガリ斜面が見えてくる

ピーク下の松林の中を登って行くのだと・・・・・

産総研の地質図によるとこの一帯は新第三紀の地質だと・・・

ガマズミの類か

マルバマンサク か

尾根筋に古いアカマツ

ついにピークに

頂上のこの枯れ木が山麓から見たときの目安だと・・・

下山は 楢ノ木森の山腹を回る杣道か・・・ 下る一方

かつて薪材を採取した山だけに ナラだらけ、ブナだらけ、スギだらけが目立つ

楢ノ木森山が迫る

コウライテンナンショウ  まむしぐさ

登山時のアップダウンの尾根筋をカール状の谷底から仰ぐ

スギだらけのところ

久須志神社に到着して 周回路をとじた

両ストックで 岩石の多い道を歩き

足が棒になった

沢山の集落から振り返る

右のピークにあの枯れ木と松林が望まれる

戸山団地付近から振り返る

右北八甲田  左端がトラガリ肌

同上

右に 休憩した鉄塔 左に楢ノ木森山

よくぞ ぐるりと周回したものだ 感慨ひとしお・・・

 

参考①

今回の山行資料  周回路

参考②

青森市の今年のツキノワグマ出没情報

今回歩いた地区には少ないが

クマがいないのではなく入山者が少ないだけのことではないか・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


八甲田山の紅葉・・・山腹一巡り・・・

2024-10-13 18:06:09 | 旅行

睡蓮沼が紅葉の見頃と写真入りで報道があった

きっと フィーバーになるだろうと思ったが

これ以上の好天も以後そう期待できない空模様なので

オムスビとお茶を仕入れて出掛けた

萱野茶屋

萱野茶屋 シナノキは早々と落葉

火箱沢林道のブナ林は色づき始め

石倉山放牧場からの大展望

八甲田カルデラの火口丘群

澄んだ空気に山肌もくっきり

田代十文字から谷地へ  高田大岳

同  南八甲田赤倉岳

谷地温泉 紅葉見頃 高田大岳の頂き

谷地湿原  黒森

谷地温泉の川岸の露頭

猿倉温泉

ダケカンバ

猿倉温泉わきの渓流 南八甲田猿倉岳

同 猿倉の渓流

猿倉から高田大岳を望む

猿倉 アオモリトドマツ

睡蓮沼はフィーバー

石倉岳 北八甲田の中で唯一非火山(いかなるテクトニクスか?)

睡蓮沼 高田大岳

睡蓮沼 右から小岳、大岳、硫黄岳、石倉岳

八甲田ホテルから南八甲田を望む

同ホテルから 大岳を望む

ミネカエデ

ブナ

ナナカマド

アオモリトドマツ

アオモリトドマツ  ミネカエデ

オオカメノキ

地獄沼

青森市街地に戻り 

一周してきた山を振り返る

 

山は一足先に冬に向かっているが

我らはそこに出かけて身をさらし

里の冬支度へとモードを切り替えるのだ・・・・・・・

 

 


里山の秋・・・入内(にゅうない)の田んぼ・・・

2024-10-07 07:52:52 | 旅行

10/6あおもり子ども劇場の稲刈りヘルパーに参加した

入内の田んぼは 山に向かって右手の入内断層と左手の小牧野遺跡の丘に挟まれ

段々畑ならぬ段々田圃となっている

海に向かうと 青森市の街並みの奥に陸奥湾と下北半島(脇野沢辺り)が眺められる

ハセ掛けやコンバインが見え 稲刈りも終盤となっている

棚田状 今年の稲作は豊作

アゼミチや水路の周りには 秋の花や実が一杯

大勢の親子で稲刈り 鋸鎌で刈り 麻縄で結束

青森空港のそばなので時々旅客機が発着

軽トラ一台積み上げて終了

残りはコンバインで

午後の陽に照らされて点々とトンボが飛び交っている

まさに黄金色

いくつかの作業トラブルもこなし

つるべ落としの太陽に 里山の田んぼが暮れて行く・・・・・・・

 

 

 


浅虫温泉・・・海と山その地史探訪・・・

2024-09-30 09:38:55 | 旅行

9/29県立郷土館の“自然観察会”に参加した

森の集合までに間があったので、朝の海を眺めた

 

温泉街の向こうに東岳

 

海洋生物学教育研究センター(かつての水族館のところ)と“裸島”

左の陸地は津軽半島

 

“裸島”

 

浅虫温泉森林公園の遊歩道を登りながら森の自然観察へ・・・・

 

ヒメアオキとその実  ハイイヌガヤ

クリやドングリや色々な落ち葉を踏みしめて・・・・・

ハナイカダ 花の付いていたところ

陸奥湾展望所(標高120m)へあと一息

展望所から

鴎島・ごめじま

茂浦島

湯ノ島

展望所の地面

★大地について

「山の出来方には二通りある。火山と隆起だ。オデキとシワにたとえられている。地下のマグマが噴火したものがオデキで、大地の圧力で変化したのが地球のシワだ。この地はシワに当たる。シワだがここの石は火山性の石である。そのわけを想像して考えてみると次のようになる。ここ浅虫地区の大地には、日本列島がまだ無く、アジア大陸からはがれ日本海が出来た二千万年~千五百万年前の海底火山活動による噴出物と、千四百万年~八百万年前の深海低に堆積した泥岩層とが分布している。いずれもも海底に堆積してできた地層で、それが隆起することで陸地となり、その過程で浸食されて現在の地形が形成された。湯ノ島や鴎島は、地下から上昇してきたマグマが泥岩層に入り込んで固まり、隆起する過程で周囲の泥岩層が浸食されて残ったもので、安山岩でできている。茂浦島や夏泊半島の山、下北の山など皆安山岩でできているものの火山ではない。遠く見えている岩木山はオデキということになる。」

「湯ノ島や浅虫沿岸には製塩用とみられるの土器が出土している。山の木も燃料に使われたにちがいない・・・・」

 

サワシバ

キブシ 来年の芽

イタチハギ(クロバナエンジュ) 種子  県内にもはびこり過ぎてきている

マルバマンサク 虫こぶ 虫えい 

マルバマンサク 種子

ミヤマガマズミとガマズミ  ガマズミには毛がある

アカマツ巨木 駐車場付近

 

東北大学大学院生命科学研究科付属

浅虫海洋生物学教育研究センター

午後の部の 磯の自然観察は 満潮でやや危険になったため

プランクトンの採集と顕微鏡観察となった  一人に一台

フランクトンネットでの採集

桟橋付近の地層

プランクトンを実体顕微鏡のモニター画面で・・・

ヒトデの幼生 繊毛や中央の管が動いている

ふたたび浅虫の海を眺めて帰路につく

土屋の方向

茂浦の方向

茂浦島

湯ノ島と午後の海

 

近年は 色々な浮遊性微化石による地層の年代研究が進展したようだが

それはどのようなものなのだろうか・・・・・・・・・・