初めてお芝居を観に行った。
マドリッド中心街のグラン・ビア(Gran Vía)という大通りには大小たくさんのテアトロがある。
ミュージカル、バレエ、フラメンコ・・・。
いつも様々なエンターテインメントであふれている。
作品のタイトルは「Hoy No Me Puedo Levantar オイ ノ メ プエド レバンタール」。
普通に訳せば、「今日は僕、起きられない~。」だろうか。
「Mecano メカノ」という人気歌手グループの曲をたっぷり取り入れたミュージカルだ。
少しぐらい言葉がわからなくても、歌やダンスで十分楽しめるだろうと思って楽しみに出かけた。
毎日コツコツとスペイン語の勉強をしているはずなのに、いったいどうしたことだろう。
セリフがほとんど聞き取れない。
意味が全然わからない。
確かに早口で、スラングもたくさん入っていたんだろうけどそれにしても・・・。
ストーリーは2部構成になっており、結構長いお芝居だった。
ジョークがふんだんに混ざっていたようで、あちこちで何度も笑いが起こっていたが、私は当然笑えない。
くやしくてくやしくて、1人しらけてブーたれていた。
3時間以上ものあいだ、そりゃ歌やダンスはきれいだったには違いないけど、「あんたスペイン語全然ダメじゃん」と言われ続けているようで、拷問に近かった。
リベンジを誓った夜だった。
そんなおもしろいエピソードに気づかず、何本のミュージカルを自分なりに解釈してきたことか、、、
なさけない・・・
スペイン語リベンジがんばれ!!
でもあきらめないってこと大事だよ。
今習っているスペイン語の先生ってさ、レッスンの90%くらい自分がしゃべっちゃうのよ。
私が何か言おうとすると遮って自分がしゃべるの。
すっごいおしゃべり。
私は10%くらいしかしゃべらせてもらえないの。
帰国までにその先生と互角にわたり合えるくらい上達するっていうのが目標なのだ。
でもそれってつまりペラペラってことだよ。