野良耆の見聞記

いなか暮らしの野良着生活

古びていくものには味わいがある。そこに小さな歴史があるから・・・・・

畑の端の弘法大師像

2016-08-25 | 彩色の石仏

常信院から西に広がる伊那谷を見ると

下の左側の畑の端にお堂と石仏が見える。

お堂には彩色された弘法大師像。

忘れ去られたような佇まいである。

全体が朱に塗られているようで、

膝の部分だけが青くなっている。

台座に「天明六丙午 八月日」(1786)とある。

お堂には 

明治四拾参年四月弐拾四日(1910)の金的の額。

 

お堂の前にあった石仏です。

一面四臂の青面金剛像で彩色はされていない。

足元には二猿。右に聞か猿。左に言わ猿。

右が菩薩の文字塔。「南無観世音菩薩 元禄十一年寅十一月吉日」

左が庚申塔。「奉供養庚申 元禄十二年四月吉日」

 

 


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