色白の如意輪に続いて
同じ安養寺の毘沙門堂の横にある如意輪観音の紹介。
この毘沙門堂は
文政四年(1822)に松尾の神宮寺に建築されたものですが、
明治十一年(1878)にここへ移設されました。
別の機会に鬼瓦について書きましょう。
さて 毘沙門堂の横 墓地の入り口にありました。
今まで如意輪は一面二臂でしたが これは一面六臂です。
六本の手を持っているというこで、右手は思惟手、持宝手、念持手。
左手は鞍山手、蓮華手、宝輪手です。
写真では左手に3本あるのがわかります。
造立年はわかりませんが、「一番」と刻まれています・。
教育委員会編集による「喬木村の石神仏」によると、
安養寺から城原城址につづく三十三観音のうちの一番観音です。
ほかに5基如意輪観音があると書かれています。