天草＠時間に縛られない釣り

GWでゆっくり時間が取れたので
普段より長めの釣行となりました。

夜の満潮と朝の満潮の両方を釣ります。
普段はひとつの満潮を基点に計画を立てますが
今回はなんて贅沢な。

家を出るときも家内には
「今夜は帰らないから・・・。」
と、まるでお泊りを決意した女の子のようなせりふを吐いて出発。


まず向かったのは天草下島の牛深方面。
遠いので時間に余裕があるときしか行けません。

魚貫の近くの河口です。
以前48センチのチヌを釣ったところです。


まずはボトムから攻めていくと



オオモンハタの幼魚がヒット。
最小記録更新か？

その後は何も反応なし。





例のチヌを釣った排水溝も全く魚っ気なし。
チヌを釣ったのは秋だったし、時期が違うか。



さて、次に向かったのは牛深ハイヤ大橋下。
以前激流アジを釣ったポイント。



ちょうど日も暮れていい時間帯。
ただし、潮が前回と逆方向に流れてるのが気になる。

心配が的中。
何の反応もなし。
情報ではここ最近も釣れてるとのことだったが・・・。

キャストを続けてるとようやくヒット！



ネンブツダイでした。





ハイヤ大橋下をあとにし、近くの茂串漁港に移動。
ここもアジの実績あり。
型は小さいけどタイミングが合えば爆釣するポイント。

外灯下を攻めると
いきなりヒット！



18センチの小ぶりのアジ。
でも本日初のお持ち帰りできる魚。

連発を期待してさらにキャスト。
ヒット！



おいおい、君かぁ。


さらにキャスト。
ヒット。



結局18～20センチのアジ3匹ゲット。
ちょっと物足りないが、今日の状況からするとまあよしとしよう。



夜中近くになり潮位も下がってきて移動を決意。
状況を変えたくて龍ヶ岳方面へとかなり大きな移動。
(このあたりの融通がやっぱ今夜は帰らない宣言しただけあるね）

龍ヶ岳方面の漁港をいくつか廻って樋の島に到着。



いくつか廻った漁港では良型メバルがヒットはするもののバラシの連発。
活性が高くないときにバラスとすぐに釣れなくなってしまう。
悪い流れ。




猫も様子をうかがってる感じ。
「こいつは釣りがうまいんかぁ？」みたいな。
先行者がひとり居たけど、猫は私のほうが気になるみたい。
よーし釣ったろやないか！

・・・と意気込むも、またもやメバルを足元でバラス。

いかん、完全に悪い流れ。

水面ではピチピチとメバルの捕食音が続いてるけど
さっきのバラシのせいか、ルアーに全く反応せず。

流れを断ち切るために、ラインをフロロからPEに変更。
ゆっくり時間をかけてラインシステムを組んで、
ソフトルアーに代えてミノーを選択。
半分シーバス狙い。


再びテトラ際めがけてキャストし
1回、2回巻くとヒット！
ドラグも鳴るし、シーバスかぁ！？
おうおう、もぐるもぐる。
メバルタックルなので慎重にしのぐ。

ようやく上がってきたら、
あれ？シーバスじゃない。

タモを左手に持ってたのでそのまますくうと



大型のメバルでした。
25センチ。

シーバスを思わせる引きにだったけど
このサイズのメバルなら納得です。
今シーズン一番のメバルです。

ミノーはアスリートの55S。
いつもいい仕事をしてくれます。


猫はというと・・・



お友達も連れてまっしぐらに寄ってきました。
しかしこれはさすがにキープです。

その後、調子に乗ってミノーを投げ倒しましたが
さっきのヒットが嘘のように反応なし。


再びソフトルアーにチェンジすると小さいメバルがヒット。
連続して数匹ゲット。
猫たちも食べごろサイズをあげました。
すると手のひらを返すように魚をくわえてどっかに去って行ってしまいました。
（所詮それだけのつながりかぁ・・・。)




その後、夜明けまでシーバス用のルアーを投げましたが反応が無く
納竿としました。

長時間の釣行のわりにはたいした釣果ではありませんでしたが
シーバスのヒットかと思わせるくらいのメバルのヒットのときは
個人的には大盛り上がりしました。
まあ、あの瞬間だけかな。

それでも、風も波もなく、猫たちの期待も裏切らず
今期最大のメバルもゲットでき、良い釣行だったかな。


noppo