のろかめ日記 牛窓田舎暮らしと食の話題を中心に。

普段は大阪在住のアラカンおばさんです。週3日お勤めしながら、毎週末、牛窓ポラン亭に通うのが楽しみ。海、山、魚、野菜❤️

11月8日 希望の朝

2021-11-08 07:32:00 | 日記
牛窓の秋は、風景が美しく、美味しいものが多い、
だけでなく
文化的な行事が豊富にあります。

朝鮮通信使行列もそのひとつで
去年コロナで中止になりましたが
今年は昨日、敢行されました。

人が集い、近い位置で行動するのは
まだまだ不安があるけれど
対策をしっかりして、踏み出さないと
歴史的な価値を維持できない
文化の継承は、途絶えると再現ができません。

勇気ある実行委員会に拍手です❣️




というわけで、参加してきました。

参加申し込み方法も今までとは違って
Webでの募集に切り替わっていました。

当日の要項もラインで送られてきました。

ほんの数日前まで雨の予報で
せっかくの実施の決断が流れるのか、
と心配していましたが
前日には晴れ予報に変わりました。

少し早めに会場に行くと




出島公園ではステージやマルシェの準備




港からは漁船が出発していきます。
その先には、先日カヌーで行った
ビーナスロードで結ばれる3つの島。

本当にきれいで気持ち良い朝です。

朝鮮通信使行列は江戸時代の外交使節団が
牛窓に寄港した際にもてなした事を
記念して、一行の行列を再現したもの。

朝鮮釜山を出発して、まず対馬に寄港し
そこで藩の案内役の一行と合流、
大阪まで船、それから陸路で江戸まで。

朝鮮通信使は正使、副使以下500人前後
対馬藩から案内役や警護団が1500人ほど
総勢2000人に登る集団が半年以上かけ往復したのです。

寄港地ではそれぞれにもてなしを受け

それに応える形で文化交流があったようです。

再現行列では衣装を身につけたボランティアや楽団、舞踏団が出島公園から海沿いを歩きました。











予想以上の好天になり、汗ばむほど。
観光客から注目されたり

地元のお家からも手を振ったり拍手で応援され
温かい気持ちで歩きました。






テレビ取材もあったけど、私も映ったかな。




ドローンも取材に飛んでいました。

歩いている人も、周囲で見てくれてる人も
マスクの下に笑顔が透けて見えます。

江戸以来続く国際交流の意義を大切に
また現在の人々の心の交わりを楽しみ

コロナで一年中断されたけど
再開できて本当に良かった!

一昨年参加した時と比べれば半分以下の規模になっているし
韓国から大勢参加していた人たちの来日はまだ難しいけれど
 
この海の向こうにいる人たちと
心はしっかり繋がって
未来に向かおう❣️と思いました。

ステージでは正使の韓国総領事、迎える藩士には瀬戸内市長が国書の交換




その後は音楽や踊りのパフォーマンス披露

私たちは衣装姿で記念撮影し




お弁当をいただきました。




岡山特産祭りずし風、美味しかったです。




受付で参加者に配られたマスクです。
しっかりした作りで可愛かった💖。