世態迷想・・抽斗の書き溜め

虫メガネのようであり、潜望鏡のようでも・・解も掴めず、整わず、抜け道も見つからず

大きな風が森の木々を翻弄する

2017-11-18 | 迷想が誘う寸言もどき

📌

大きな風が森の木々を翻弄する

枝葉はちぎれんばかりに揺さぶられている

穿ってみる、あれもこれも・・

 

理念の牽引力は、庶民の不満の総量に耐えられるだろうか

 

世界は憎しみの方向だけに動いているようだ

 

前世紀と比べて、世界の憎しみは、ずっと複雑に増幅している。

 

忖度と空気の関係は、市民のオウンゴール

 

最強の教育者は、もちろん親である。

日常のなんでもない習慣こそ、情操教育のみなもとである。

 

丁寧な掃除の仕方、それはもう文化だ。

 

著名であるからと言って、誰もがバランスがとれているわけではない。

 

「ミスを少なく・・」が、世の常道

 

楽しみを発想することも、新しい楽しみである

 

反問してみると、何かに辿りつける

きみはほんとに美しい‥きみはほんとに美しいか

  

”連帯”を掲げる落とし穴

 

年齢がぐっと進むと、顔の構えに何かしら弱々しさが顕れる。

眼から力が失せていく。

 

個人も組織も、彼らが持つ得意技で失敗する。

なぜなら、いつも有効に作用すると信じて疑うことをしないからだ。

 

長い歴史を持つ国や民族であっても、

いま、どんな社会に辿り着いているかこそが問われる

 

📌

はしゃいでも1時間、はしゃがなくても1時間、

どちらもそれなりにイイ時間だ。

味わいはそれぞれにある。

 

次に出くわす場面を幾つ想定できるかどうか、それは知恵に比例する。

 生きるということはどういうことかと、思索を深めた人たちに敬意を払う。

しかし、崇めることとは別だ。神とはしない。

寺や神社で私は拝まない。虚しさが襲うから。

ひたすら建物と風景を楽しむ。携わった職人たちの技巧に感嘆する。

 

何事も日常化してしまうと飽きる、変化することへの誘いに容易く惑う

自己満足できる成果もなく、心の乱れも中庸で、明日は何をしようかと思ったりする。

 

📌

歳とって聞く童謡に、別な味わいがある。

老いた心の奥に未だ残る清らかさに突き刺さる。

 

空いっぱいの、真っ赤な夕焼けほど、

胸いっぱいになる刹那的な感動はない。

心は雲の襞に溶け込むばかりだ。

 

 📌

たった一度の生命を、どう生きようか、どう生きようかと、

ウロウロしながら、無為に過ぎて、

一生が終わってしまうのではないかと思う。

どんなにジタバタしても、あぁどうしょうもない。

 

逆算的な思索で何かを取り戻そうと・・足掻いたりする

 

こういう人がいた。ああいう人がいた。今はもういない。

それぞれの物語と一緒に消えてしまった。

世に、悲しみも寂しさもない消え方などあろうはずもなく、

人々の紡ぐ世界は、何千年もその雑多な生き死にを繰り返して成り立っている。

わかっているけど個の消失に抗いようがない。

 

現役を離れ、歳とるほどに、自分の拘りからふっと自由になっていく

良いことか否かはわからぬ、ただ心に軽みをおぼえる。

 

古希に至り、これからがいいいよ修行の時間だよ 

 

📌

今は、政治が電子技術の成果の後を、息を切らしながらついて行っている時代である。

驚異的な電子技術の進化と普及が、世界中のあらゆる分野の動機を発奮させ、

隅々まで一変させている。

 

 📌

どんな仕事であれ、正なる向上心を失えば自滅する。

向上心は、強い芽に等しい。

 

📌

祝祭は日常がディフォルメされ 省略され 寓意を鏤めて

組み立てられている。

したがって,その登場人物,装置のそれぞれに別な顔が隠されている。

それを宝探しのように楽しみながら,恐れながら、

隠されたものを見つけていく。

 

📌

大多数の中にある小さな悪意と身勝手さを軽く見てはいけない

無神経な言動や挑発で,安定を危険にさらす行為

盲信,デマゴーク,幻想・・社会の見えない舞台装置

 

多様なメディアの出現で、各層の様々な声が露骨に聞こえてくる。

諸々の実像が透けて見えるようになった。

薄っぺらななことが溢れていて、楽しめる。

 

📌

政治家とは、狡猾さと策謀に魅入られた人たちなのか。

そうでなければ選挙の際に、

あんなにも心のこもらないお辞儀や握手が出来るわけはない。

あんなにも他党の中傷ばかりで演説を埋めるわけはない。

 

📌

日本という国の有り様を動かそうとする魂と、

日本という精神を探求しようとする魂、どれもこの国の山河である。

 

📌

排他と許容は、いつも社会の大きな動機である。

社会がもっている電荷のようなものである

絶え間ない紛争と殺戮は、この二つの動機で発生している。

 


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