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大きな風が森の木々を翻弄する
枝葉はちぎれんばかりに揺さぶられている
穿ってみる、あれもこれも・・
理念の牽引力は、庶民の不満の総量に耐えられるだろうか
世界は憎しみの方向だけに動いているようだ
前世紀と比べて、世界の憎しみは、ずっと複雑に増幅している。
忖度と空気の関係は、市民のオウンゴール
最強の教育者は、もちろん親である。
日常のなんでもない習慣こそ、情操教育のみなもとである。
丁寧な掃除の仕方、それはもう文化だ。
著名であるからと言って、誰もがバランスがとれているわけではない。
「ミスを少なく・・」が、世の常道
楽しみを発想することも、新しい楽しみである
反問してみると、何かに辿りつける
きみはほんとに美しい‥きみはほんとに美しいか
”連帯”を掲げる落とし穴
年齢がぐっと進むと、顔の構えに何かしら弱々しさが顕れる。
眼から力が失せていく。
個人も組織も、彼らが持つ得意技で失敗する。
なぜなら、いつも有効に作用すると信じて疑うことをしないからだ。
長い歴史を持つ国や民族であっても、
いま、どんな社会に辿り着いているかこそが問われる
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はしゃいでも1時間、はしゃがなくても1時間、
どちらもそれなりにイイ時間だ。
味わいはそれぞれにある。
次に出くわす場面を幾つ想定できるかどうか、それは知恵に比例する。
生きるということはどういうことかと、思索を深めた人たちに敬意を払う。
しかし、崇めることとは別だ。神とはしない。
寺や神社で私は拝まない。虚しさが襲うから。
ひたすら建物と風景を楽しむ。携わった職人たちの技巧に感嘆する。
何事も日常化してしまうと飽きる、変化することへの誘いに容易く惑う
自己満足できる成果もなく、心の乱れも中庸で、明日は何をしようかと思ったりする。
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歳とって聞く童謡に、別な味わいがある。
老いた心の奥に未だ残る清らかさに突き刺さる。
空いっぱいの、真っ赤な夕焼けほど、
胸いっぱいになる刹那的な感動はない。
心は雲の襞に溶け込むばかりだ。
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たった一度の生命を、どう生きようか、どう生きようかと、
ウロウロしながら、無為に過ぎて、
一生が終わってしまうのではないかと思う。
どんなにジタバタしても、あぁどうしょうもない。
逆算的な思索で何かを取り戻そうと・・足掻いたりする
こういう人がいた。ああいう人がいた。今はもういない。
それぞれの物語と一緒に消えてしまった。
世に、悲しみも寂しさもない消え方などあろうはずもなく、
人々の紡ぐ世界は、何千年もその雑多な生き死にを繰り返して成り立っている。
わかっているけど個の消失に抗いようがない。
現役を離れ、歳とるほどに、自分の拘りからふっと自由になっていく
良いことか否かはわからぬ、ただ心に軽みをおぼえる。
古希に至り、これからがいいいよ修行の時間だよ
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今は、政治が電子技術の成果の後を、息を切らしながらついて行っている時代である。
驚異的な電子技術の進化と普及が、世界中のあらゆる分野の動機を発奮させ、
隅々まで一変させている。
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どんな仕事であれ、正なる向上心を失えば自滅する。
向上心は、強い芽に等しい。
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祝祭は日常がディフォルメされ 省略され 寓意を鏤めて
組み立てられている。
したがって,その登場人物,装置のそれぞれに別な顔が隠されている。
それを宝探しのように楽しみながら,恐れながら、
隠されたものを見つけていく。
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大多数の中にある小さな悪意と身勝手さを軽く見てはいけない
無神経な言動や挑発で,安定を危険にさらす行為
盲信,デマゴーク,幻想・・社会の見えない舞台装置
多様なメディアの出現で、各層の様々な声が露骨に聞こえてくる。
諸々の実像が透けて見えるようになった。
薄っぺらななことが溢れていて、楽しめる。
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政治家とは、狡猾さと策謀に魅入られた人たちなのか。
そうでなければ選挙の際に、
あんなにも心のこもらないお辞儀や握手が出来るわけはない。
あんなにも他党の中傷ばかりで演説を埋めるわけはない。
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日本という国の有り様を動かそうとする魂と、
日本という精神を探求しようとする魂、どれもこの国の山河である。
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排他と許容は、いつも社会の大きな動機である。
社会がもっている電荷のようなものである
絶え間ない紛争と殺戮は、この二つの動機で発生している。
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