明日のカープ

広島東洋カープの昨日・今日・明日を見つめます

連敗ストップ!

2014-06-15 18:05:42 | 2014年
6月14日(土) QVC
広島 4 - 8 ロッテ
大瀬良、今村、●中田(3勝2敗10H)、久本
本:丸(8号)

6月15日(日) QVC
広島 8 - 5 ロッテ
バリントン、○小野(1勝1敗)、H中田(3勝2敗11H)、Sミコライオ(12S2H)


 昨日の試合、一時逆転してリードを奪うも中田がこらえきれず再逆転を許し黒星。連敗は「9」まで伸びた。ただ、松山に代わって1軍に昇格した天谷が1番に入り、1安打1四球とまずまずの自身の開幕戦。天谷は最後のチャンスかもしれない。ここで活躍を見せないと今シーズンはおろか今後野村政権の内は1軍にあがることはないかもしれないので、何が何でもこのチャンスをいかしてほしい。


 そしてその天谷は今日も1番。ロサリオよりももちろんしっくりくる。その1打席目、石川の直球を捉えた打球は完璧のあたり。右中間スタンドに突き刺さり先頭バッターホームラン。今日のヒットはこの1本だが、四球で出塁した際にも得点にしっかり絡めた。

 
 さて試合はその後カープが追加点を奪うも一時ロッテに逆転される。その逆転のシーンでは三振ゲッツーで完全にアウトのタイミングだったが、2塁ベースに入ったショートの木村が落球。無死ランナーなしのところが、1死2塁となりここからタイムリーにHRと、バリントンの足を引っ張ってしまう形に。また守備の乱れが出てしまった。


 敗色ムードが濃厚だったが、それを振り払ったのがエルの一発。2-5で迎えた6回、1死から天谷四球、菊池、丸の連打で満塁とし、エルが益田から放った打球はボックスクリーン直撃の逆転HR。

 このリードをここのところ不調の中田が2イニングをパーフェクトリリーフ。中東にも2ランが飛び出しロッテを突き放すと、最後はミコが締めて連敗ストップ。

 
 
 カープは9連敗と言う長いトンネルに突入したが幸いにもまだ貯金が「2」ある。ここからもう一度巻き返しを期待したい。天谷が起爆剤になればと願うが、そのためには相手が左投手だろうが好調の間はずっと使い続けてほしい。いずれにしても連敗を止めた次の試合が大事だ。


32勝30敗