明日のカープ

広島東洋カープの昨日・今日・明日を見つめます

守乱

2014-06-04 21:08:23 | 2014年
6月4日(水) 札幌ドーム
広島 2 - 6 日本ハム
●前田(5勝4敗)、小野、永川、ミコライオ


 1点リードの5回裏、先頭の大谷の打球はショート後方の飛球。しかしこれを木村と丸とエルがお見合いで2塁打となる。1死3塁後中島の打球はレフト前。ワンバウンドで捕球したエルは大谷のスタートが遅れた見るやいなやバックホーム。いくら何でも間に合うわけがなく、打者走者の2塁進塁まで許してしまう。このランナーを1番西川に返され逆転を許すと、極めつけは2番近藤のレフトへの飛球を目測を誤ったエルがバンザ~イ。続く陽、中田にも連打を浴び、この回6本のヒットと5連打、そして記録に表れないまずい守備で一挙5失点。見てはいられないお粗末ぶり。

 マエケンは最近の傾向だが2ストライクと追い込んでも3つ目のストライクがとれずに苦しむ投球が続く。それに加えて立ち上がりの失点こそなかったが、スイスイいくかなと思った矢先に四球を出したりと今ひとつ調子に乗れない。
 それでも、悪いなりのピッチングができるところがマエケンの素晴らしいところだが、さすがのエースもここまで足を引っ張られては対応はできなかった。


 マエケンvs大谷ということで楽しみにした一戦だったが、あっけなく終わった。6回で10三振を奪った大谷に軍配。


31勝23敗