明日のカープ

広島東洋カープの昨日・今日・明日を見つめます

これぞ「消化試合」

2012-10-05 12:16:08 | 頑張っとるけ 応援してぇの カープ!
10月4日(木) マツダ
広島 0 - 4 ヤクルト
●大竹(11勝5敗)、江草、福井

 CSの進出不可能が現実的になってからの打撃陣はあまりにも酷い。石井琢郎の引退試合しかり、マエケンの最多勝がかかった試合しかり、野村の2桁勝利がかかった試合しかり。
 そして、この日も良いピッチングで12勝目をかけ、今季おそらくラスト登板になる大竹へのプレゼントは「見殺し。」

 朝の新聞に目をやると、「梵、今オフ膝手術へ」という見出し。よほど悪いんだろうがこの時期、消化試合で何もスタメン出場する必要全くない。痛いならサッサとリハビリに取り組むべきなのにまさかの3番スタメン。

 そして足を引っ張ったのは守備面。2回、大竹何回も内野ゴロに打ち取っても野手がアウトにしてくれない。1死1塁から三遊間のあたりを内野安打にしてしまうと、その後2死1、3塁からまたしてもボテボテのショートゴロをつっこんで捕球どころかさがってさがって捕球、2塁へ送ったがセーフとなり、記録は内野安打で先制点を与える。
 大竹のがっかりした表情が何度もTVに映し出され、「かわいそう」の一言しかでない。

 大竹は勝ちこそつかなかったが規程投球回数をクリア。よくここまで復活したものだ。拍手を送りたい。

 試合はもう書き飽きたが何度も塁上を賑わせながらも得点できず。



 そしてもう一つ悲しいのは福井。今日も後半敗戦処理的な登板。もちろん何度もチャンスを与えられながら活かしきれなかったのは福井は反省するべき。ただ、福井の持つ能力を開花させれないのは首脳陣の才能がないことを意味する。

 パリーグの優勝を決めた日ハム。ダルビッシュが抜けどうなることかと心配されたが見事な優勝。中でも広陵出身・吉川は14勝をあげ、防御率もトップ。昨年まで3年間白星がなかった投手が大活躍。栗山監督はコントロールに難がある吉川に「四球を与えても良いからとにかく腕振って納得いく投球をしろ」とアドバイス。この一言で吹っ切れた吉川は先の通りの立派な成績を残している。

 一方カープ。未だに福井に対して「四球は出すな、ストライクをなげろ」、挙げ句に序盤ですぐに見限り2軍落ち。福井の球威があれば少々高めのボール球でも打者は振る。

 福井は使い方によっては大活躍するが、間違えるとこのまま潰れてしまうかも。

 もう少し選手の性格から能力まで見極めて起用して欲しいものだ。好き嫌いでなく。

 

57勝71敗12分

 

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