長野県茅野市の尖石考古館に寄る。
ここには日本に3体しかない土偶の国宝「縄文のビーナス」がある。この見事なお尻(右写真)を見て下さい。左写真は重文の「仮面の女神」。
大英博物館に貸し出した時はこちらの方が人気を博したとか。いずれにせよ国宝級ですね。
縄文土器の分布や当時の地域同士の交流について知りたくて学芸員の方と1時間以上立ち話。この人がいちゃってて最高に楽しいひと時でした。
発掘や研究を重ねる事で新しく分かってきたことが多く、私たちが歴史の時間に習った内容から比べるとえらい違いがある。
土器や土偶についても日本列島内に起きた事象だけで考えるのではなく、大陸や半島の情勢もふまえて検証していかねば見えてこないことが多々あるとのこと。
考古学もグローバルスタンダードな時代を迎えたということですな。