別にどうと言うこともない記事なのかもしれないが、またひとつ「もののけ」が失われていく話。
もう数十年経ってれば伝説になったかもしれないのになあ。この「近所に住んでいた男性」とは何者だったのだろうか?
謎のキツネ像:周防花岡駅から撤去 「乗客、けがの恐れ」とJR
下松市の無人駅、JR岩徳線周防花岡駅のホームに置かれた謎のキツネ像が27日、JR側の要請を受け、地元住民の手によって撤去された。
像は約30~40年前に駅近くに住んでいた男性が設置したとみられる。正面には「こわいぞ命を 取るぞ……右と左を よく見てわたれ」と交通安全の警告文が刻まれるなど、珍像として注目を集めていた。しかし、JR側が「乗客のけがなどにつながる」と判断した。
27日は約10人が、像をスコップなどで掘り起こし、クレーンで持ち上げ撤去。同市生野屋の石材業、三牧義明さん(64)は「みんなが参りよったし、邪魔になるものでもないのに。これも時代の流れかな」と残念そうだった。〔毎日新聞・山口東版〕