脱サラ陶芸家の干支ワールド/「つち団子ブログ」

干支の置物づくりの様子をご紹介/登り窯を焚く/深山焼 深山工房つち団子(ミヤマヤキ)

サルの置物 制作着々?/朝日新聞

2015-11-10 | 干支シリーズ/縁起物
朝日新聞の山形版、
「こちら臨時支局長井」で、
深山焼の記事が掲載。

サルの置物 制作着々?

記事を見たかたから、
「今年は、早いですね」なんて。

写真のサルは、試作第1号、
まだ、一個しか作ってなんですけどね。
(11月3日つち団子ブログをご覧下さい)
でも、
自分にしたら、確かに早いです。


こちら臨時支局【@長井・白鷹】
サルの置物 制作着々

 ◆ 白鷹・深山焼の金田利之さん

 白鷹町深山(み・やま)の「深山工房つち団子」で、今年も干支(え・と)の置物作りが始まった。戦後に復活した「深山焼」を受け継ぐのは、工房を主宰する金田利之さん(49)。東日本大震災で崩壊した「登り窯」もボランティアの手により再建された。

 ◆ 震災で壊れた登り窯再建

 秋の日が差し込む工房で5日午前、金田さんが制作中のサルの置物とにらめっこしていた。「作っている間にアイデアが浮かび、デザインが変わっていく。それが面白いところ」と金田さん。

 深山焼は、江戸時代に上杉鷹山が興した「成島焼」の流れをくむとされる。いったんは途絶えたが、1961年、深山地区を流れる実淵(さね・ぶち)川近くの段丘に窯跡や茶わんなどの破片が大量に見つかり、「深山焼」と名付けられた。町教育委員会などの調査から江戸時代中期以降のものと推測されるが、裏付ける文献などの資料は見つかっていない。

 金田さんは元々会社員で、「深山焼」を復活させた元小学校教諭の梅村正芳さん(故人)に20代後半で弟子入りした。梅村さんが亡くなり、10年ほど前に工房を引き継いだ。「せっかく復興した深山焼を途絶えさせたくなかった」と金田さん。来年1月ごろまで干支の置物作りに追われるが、それ以外にも紅花をうわぐすりに使った焼き物などを作っている。

 工房には、この春再建された登り窯もある。東日本大震災とその余震で壊れたが、地域の人々や全国の陶芸ファンの支援を受けて、3年がかりで建て直した。金田さんは「みなさんのおかげで完成した登り窯。たくさんの人に参加してもらい、年に1、2回は登り窯で作品を焼き上げたい」と話した。(井上潜)

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また、
記事をご覧になったご夫婦が、
「懐かしくなって」と
遠方からわざわざ、
師匠の抹茶碗を持っていらっしゃいました。


こんな碗も作っていたんだと、力強さに少々驚きました。





「2016年干支申 サル」
通販ご注文を承ります。
(2000円~3000円の予定)
年末ギリギリの発送になるかと思います。

下記の携帯メールに、お名前と送り先をご連絡ください。郵便振込み用紙を同封し、着払いでお送り致します。
携帯メール dango.01@i.softbank.jp

干支申さる販売場所

◯山形市 初市
2016年1月10日 午前10時~
山形中央郵便局前にて販売いたします。
場合によっては、整理券をお配りいたします。

◯白鷹産直市場 どりいむ農園直売所
山形県西置賜郡白鷹町大字畔藤9053-30
TEL:0238-85-2922  

12月中旬頃からの予定です。


◯工房にお越し頂いても、在庫はございませんのでご了承願います。


深山焼 深山工房つち団子 金田利之
〒992-0776
山形県西置賜郡白鷹町深山2530

携帯番号090-2955-1939


ホームページ 
http://www.dango-miyama.sakura.ne.jp
つち団子ブログ
http://blog.goo.ne.jp/noborigamaaruyo
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