脱サラ陶芸家の干支ワールド/「つち団子ブログ」

干支の置物づくりの様子をご紹介/登り窯を焚く/深山焼 深山工房つち団子(ミヤマヤキ)

深山の山菜採り/ゴールデンウィーク

2016-05-08 | 日記
最大で10日間になるという2016年ゴールデンウィークも最終日。
私は、工房でずっと店番しながらお仕事しておりました。

やっぱりここは「のどか村」。
例年のことですが、
世間でいうゴールデンウィークとは、どこ吹く風。
家族連れで賑わうこともなく、のどか過ぎて怖い。

かつて色々なイベント事を試みてみました。
深山での2人展を工房で行ったり、
近くの道の駅「あゆとぴあ」に進出して
「アユコイ クラフトプロック」というクラフト市を3年行ないましたが、
やっぱり、鮎の塩焼きや玉コンには勝てず、自然消滅。

そして悪あがきは、しない事にしました。
普段通りの通常営業しております。

そして、
この時期の楽しみは山菜採りです。
3時に仕事を切り上げて山へGO!


ありますね~。
タラの芽。


ドヘナ

ドヘナは、私にとって一番希少価値のある山菜です。
茎は空洞になっているので、さっと茹でて
マヨネーズで食すのがgood!。

色々な呼ばれかたをする山菜で、
ドヘナ、ドホエナ、ドッホェナの三段活用⁈。
正式名称は、ヨブスマソウ



コシアブラ
5月2日が大漁!最高でした^_^


このコシアブラは、
地元米沢の伝統工芸
お鷹ポッポの原料になる木の芽なんです。

すごく、シナッて柔らかい木です。

山菜採りコシアブラ/山形県白鷹町/

こちらの動画、
5月19日の段階で再生回数が136回、25日で200回を超えて、山菜コシアブラの人気を伺えます。

山菜の王様と言われている
「アイコ」
本名は、「深山イラクサ」深山が付くんです。

細いトゲがチクチクして
イライラするからついた名前らしいです。
痛いです。
毛虫を触ったみたい。


ちなみに、こちらはaikoさん

5月2日のコシアブラ、
採って採ってもキリが無く
到底ひとりでは採り切れる量でなく、
永遠に採り続けられるほどでした。

なので、下山するタイミングを見失なうくらいに。

そのうちに、

「ハホーン ハホーン」

「グェグェグェ」

得体の知らぬ動物の鳴き声が、
木々に響きだし、
辺りは急に暗くなりだします。

「もしかして、
俺を狙っているのか?奴ら」

なんて考え始め、
こっちも威嚇の遠吠えを発します。

「ハウ! 」「ハオ~! 」「ハウ! 」

(この光景を
人に見られたくはないですね 笑 )

威嚇の遠吠え戦法。
この前は、すぐ近く10メートル位のとこに
ニホンカモシカが居た事があってビックリさせられました。

1人の山中は心細い。

6時には下山しました。



アイコは、
煮るとトゲが無くなり、皮が剥きやすくなります。


たけのこ
これは近所から頂きました。

ワラビ

これは、うちの畑に出てるワラビ。
私は山菜とは言わない。






陶芸体験、陶芸教室の詳細は、
こちらHPから。


http://www.dango-miyama.sakura.ne.jp

◯深山焼をもっと深く知るには
「仕事旅行」をご検索してみて下さい。
「里山で陶芸家になる旅」です。



深山焼 深山工房つち団子
金田利之

〒992-0776
山形県西置賜郡白鷹町深山2530

TEL090-2955-1939

「脱サラ陶芸家の干支ワールド」
山形放送news evelyニュースエブリー
2016年1月4日放送


NHK山形放送局
「被災した窯を後世に」
NHK やまがた6時
2015年11月20日放送


◯深山焼の特注承ります。お祝い結婚式などの引出物をオーダーメイドで制作いたします。打ち合わせて色形の決定後、焼き上がりまでは、3ヶ月ほど。