脱サラ陶芸家の干支ワールド/「つち団子ブログ」

干支の置物づくりの様子をご紹介/登り窯を焚く/深山焼 深山工房つち団子(ミヤマヤキ)

干支のお猿さん作りレシピ公開/保育園で陶芸教室

2015-12-08 | 干支シリーズ/縁起物
地元の保育園で、来年の干支のお猿さんを作りました。
小さな園児たちが作れるような、
レシピを考えるのに、けっこう思案いたします。


そして、
私も、場数を踏んでわかった事は、
園児を舐めたら痛い目にあいます。
暴走しだしたら、手に負えません。

「できな~い」
ドンドン!

ひとりが机を叩きだすと、皆んなやりだします。

時々、彼らのタガを締めながら進めていきます。

「ちょっと、静かにしてください」
「ちゃんと、聞かないとお猿さんが
爆発して粉々になるよ!」

「えっ?」

締まりました。

ヨシヨシ。




けっこう真剣。顔に目鼻を入れます。

目を入れる時が、一番の肝。
お猿さんに魂を入れる事です。

園児たちに
「ずっと見てると、どこにするか、
目の場所が見えてくるよ~」

園児
「見えてきたー」

これを大人に言っても
残念ながら通じない。
悲しいかな、
皆が持っていた純粋な瞳は、
どこに置いてきてしまったのでしょうか。

そして、お猿さん。
みんな、同じに作っても、
それぞれ違ってくるのは面白い。

園児
「かわいい~お猿さん出来たよ!」

良かった~。



完成しましたね。


忍びよる足。


「走らないでー」踏まれる!


完成は、来年になります。



干支サルづくりレシピ公開

粘土は200から250グラム位。
半分にします。

切り分けるのは、糸。
水糸と呼ばれるナイロン製のものが良いです。
また半分にします。
(半分、また半分とレクチャー。
これだと大きさがわかりやすいし、
皆んな同じ大きさに揃う)


粘土の団子にして、
上から手の平で潰します。
中央が顔のベース。
右上が耳。
右下が口。
左が胴になります。


胴の粘土は、指を入れて広げ、コップを伏せた状態にします。


それぞれのパーツを接着。
水を付けて、行います。

竹ぐしで目鼻を入れます。
背中に自分の名前を、入れてもらいます。
年長さんなら書けるかな。

完成




お地蔵さま レシピ

また、別の保育園では、







釉薬をかけたところ


陶芸体験、陶芸教室の詳細は、
こちらHPから。


http://www.dango-miyama.sakura.ne.jp

ブログ


blog.goo.ne.jp/noborigamaaruyo



TEL 090-2955-1939


深山工房つち団子 金田利之




◯深山焼の特注承ります。お祝い結婚式などの引出物をオーダーメイドで制作いたします。打ち合わせて色形の決定後、焼き上がりまでは、3ヶ月ほど。



◯深山焼をもっと深く知るには
「仕事旅行」をご検索してみて下さい。
「里山で陶芸家になる旅」です。




◎伐採した木、お引き受けします。
・深山工房まで運搬願います。
・赤松が希望。
・広葉樹OK。杉はNG。
枝先や葉はいりません。直径5cm以上、腕の太さくらいまで。





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