脱サラ陶芸家の干支ワールド/「つち団子ブログ」

干支の置物づくりの様子をご紹介/登り窯を焚く/深山焼 深山工房つち団子(ミヤマヤキ)

有機ELの新聞記事

2014-03-21 | インポート

読売新聞

 

フラワー長井線荒砥駅(白鷹町荒砥甲)に併設されている荒砥駅資料館に、白鷹町に伝わる伝統工芸の陶器「深山焼」と有機ELパネルを組み合わせたオブジェが設けられ、訪れる人の目を楽しませている。

 オブジェは県内メーカーが製造した有機ELパネルを縦横15センチ、奥行き10センチの深山焼の陶器にはめ込んだもので、計15基を館内に設置した。

 

 陶器には町特産の紅花の灰で作った上薬が使われており、外側は焦げ茶色の地に、上薬からにじんだ黄色い筋がアクセントになっている。ほの暗い館内の一角に置かれており、有機ELの無機質な白い光を暖色の陶器が包み、夕闇に浮かぶ灯籠のように来館者の足元を照らしている。同館は「オブジェを見ようと訪れる人が増えてくれれば」と期待を寄せる。連休で白鷹町の実家を訪れていた千葉県松戸市、会社員渡部勝さん(50)は「明るすぎない白い明かりが、伝統の陶器や落ち着いた町の雰囲気と合っている。家に一つ欲しい」とみとれていた。

(2014年3月24日  読売新聞)

荒砥駅内資料館に有機ELパネル・白鷹町 15基設置

2014年03月20日 12:59
荒砥駅内の資料館に設置された有機ELパネル。キューブ型のため自在に並べて使える=白鷹町
荒砥駅内の資料館に設置された有機ELパネル。キューブ型のため自在に並べて使える=白鷹町
 
 
山形新聞
白鷹町総務課企画室(田宮修室長)は19日、フラワー長井線荒砥駅内の資料館に有機ELパネル15基を設置した。
薄い小型パネルを深山焼のキューブ型陶器で外装したデザインで、白鷹らしさを出しながら“次世代の照明”をPRしている。

 事業費は173万円。県産業技術振興機構の「有機EL製品モデル導入支援事業」を活用して半額補助を得て、残り半額を町が負担した。資料館には町ゆかりの工芸品が多数展示されており、町内外の人が訪れることから設置場所にした。

 外装のキューブ型陶器は町内深山地区で創作活動にいそしむ深山焼陶芸家金田利之さん(47)=同町高玉=が3カ月かけて制作した。
1基の大きさは縦横15センチ、奥行き10センチ。
町は紅花生産量日本一であることから紅花を燃やした灰で作った釉薬(ゆうやく)「紅花釉」を掛けて焼き上げた。
金田さんは「有機ELパネルの形に合わせてシンプルなデザインにした。キューブ型にしたのは縦に並べたり横に並べたりして自在に組み合わせることができるから」と制作意図を説明する。
田宮室長は「有機ELパネルという最新技術と町の歴史ある伝統工芸を合わせて素晴らしい製品が生み出された。
町のPRに有効活用させてもらいたい」と話した。  
用語解説:
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