□■□ IISIA代表・原田武夫からの〈メッセージ〉 □■□
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●「今日の焦点!」
~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
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⇒“今日の焦点”はズバリ:
「日本製磁気テープに再び脚光が集まり始める」です。
⇒その理由は……:
─「グローバル・スタンダード」
そう聴くと真っ先に「我が国発のものであるわけがない」と直感します。
─なぜならば1990年代以降、全てが海の向こうからやってきたからです。
その勢いはすさまじく、我が国発のものは徹底して貶められて来ました。
─しかし冷静になって今一度振り返ると事実は違うのです。
1980年代まで我が国は「国際標準」のトップ・ランナーでした。
─つまり我が国こそが「グローバル・スタンダード」の旗手だったのです。
だからこそある時より集中砲火を浴び、完全に没落しました。
─大事なことは「過去を思い起こすこと」なのです。
そして「あの時起きたことを繰り返さないこと」です。
─そうすることによってのみ、本当の未来を取り戻すことが出来ます。
「過去」は「未来」を映し出す鑑であり、鏡でもあるのです。
我が国の磁気テープに再び脚光が集まり始めています。
技術革新によって、ビッグ・データ向け大容量が可能になったからです。
安価で性能が良い。
そうした好評を全世界から受け始めています。
1980年代までは誰しもが持っていた「カセット・テープ」。
あの世界で我が国は「国際標準」を創り出していました。
しかも多くの企業の場合、その最先端は東北の拠点だったのです。
そう、東北地域こそがグローバル・スタンダードの発信地であったのです。
その記憶は一気に消え失せました。
人財と共に記憶も失われ、誇りは微塵も残っていません。
時代精神(Zeitgeist)とは面白いものです。
それでもそうした磁気テープの王者・日本を復活させつつあるのですから。
大事なことは「二度と同じ過ちを繰り返さないこと」です。
あの時、一体どんな失敗をしたのか。
跳ね上がる瞬間だからしっかりと屈みこむ。
そして屈みこむ一瞬に熟考する。
それこそが・・・我が国が為すべきこと、なのです。
(メールマガジン 2015年5月8日号 より)
http://archive.mag2.com/0000228369/index.html
http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/b90cda86267eec9361b226569a9d6e00
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