さくらんひめ東文章

指折って駄句をひねって夜が明けて

関西・歌舞伎を愛する会 七月大歌舞伎

2013年07月15日 | 歌舞伎座以外の歌舞伎



松竹座の七月大歌舞伎を拝見した。

昼夜通しのチケットを取ってあったが、

昼の部の「保名」と夜の部の「曽我物語」「一條大蔵譚」を拝見、

関西上演が37年ぶりの「柳影澤蛍火」と

やはり関西ではめったに上演されない「杜若艶色紫」はあきらめることとなった。


と云うのは、今回は早起きが苦手な娘との旅で、新大阪着は11時半過ぎ

また私の我儘で大阪歴史博物館に立ち寄ったことで、

昼の部は「保名」から

そして昼の部が終了して、夜の部の入れ替え中に友人から電話が入って、

お会いしたかった懐かしい方と一緒に宿泊先の京都のホテルに訪ねてくれることとなり

急遽、「一條大蔵譚」までで帰ることになった。


もとより今回は「中村屋ゆかりの演目で十八世を偲ぶ」という仁左衛門丈を拝見したかったので

仁左衛門丈8年ぶりの美しい「保名」と、品格のあるつくり阿呆の大蔵卿を堪能させてもらっただけで大満足で劇場を出た♪♪♪












松嶋屋さんや成駒屋さんはもとよりであるが、私は子供のころから河内屋さんが好きであった。


多くの名優を輩出した関西歌舞伎、関西での興行の隆盛を願うばかりである。