出光美術館へ♪
日本の美・発見Ⅰ 水墨画の輝き
12世紀末、中国から伝わった水墨画が、
自然美を表現する新たな絵画形式として広く支持され、
桃山時代に大きく飛躍をとげ、江戸時代に至り
個性豊かな水墨画が現れる。そして近代へ…
渡辺始興の水墨画を拝見したいと思った。
たらしこみを使ったやさしい柔らかい感じの「五祖・六祖図」♪
やはり私は渡辺始興が好きだ。
そして、思いがけなく素晴らしい四季花鳥図屏風に出会うことができた。
能阿弥筆「四季花鳥図屏風」(四曲一双)♪
室町時代、東山御物の管理をまかされていた同朋衆
能阿弥・芸阿弥・相阿弥の三阿弥の一人。
将軍家のコレクションを直接取り扱うことを許されていた
というだけに美術品にかかわる様々な仕事をしていたらしい。
単に目利きというだけでなく、一流のアーティストであったことが
この屏風を一目観ただけで納得した。
現存する最古の四季花鳥図屏風でもあるそうだ。
構図・墨の濃淡・大胆であり!繊細でもあり!
しばらくこの屏風前から離れられなかった。
相阿弥の「腹さすり布袋図」も模写した牧谿の筆のものより
上手いように思ったくらい(笑)
もうひとつ面白い屏風があった♪
長谷川等伯筆「竹虎図屏風」(六曲一双)♪
虎を描くときは龍との組み合わせなどが多い中、
この等伯は右の屏風に雄、左に雌を描いており
どの絵師も描かなかった虎の求愛シーンを描いているそうだ。
そう思ってもう一度眺めると、雄はしっかり足をふんばって真剣そのもの!
それに比べて後ろ足で頭をかきながら雌の方が余裕ありそう(笑)
富岡鉄斎は大画面のものより軸の方がいいな!
「菊図」が素敵で、田能村竹田という文人画家がちょっと気になった♪
日本の美・発見Ⅰ 水墨画の輝き
12世紀末、中国から伝わった水墨画が、
自然美を表現する新たな絵画形式として広く支持され、
桃山時代に大きく飛躍をとげ、江戸時代に至り
個性豊かな水墨画が現れる。そして近代へ…
渡辺始興の水墨画を拝見したいと思った。
たらしこみを使ったやさしい柔らかい感じの「五祖・六祖図」♪
やはり私は渡辺始興が好きだ。
そして、思いがけなく素晴らしい四季花鳥図屏風に出会うことができた。
能阿弥筆「四季花鳥図屏風」(四曲一双)♪
室町時代、東山御物の管理をまかされていた同朋衆
能阿弥・芸阿弥・相阿弥の三阿弥の一人。
将軍家のコレクションを直接取り扱うことを許されていた
というだけに美術品にかかわる様々な仕事をしていたらしい。
単に目利きというだけでなく、一流のアーティストであったことが
この屏風を一目観ただけで納得した。
現存する最古の四季花鳥図屏風でもあるそうだ。
構図・墨の濃淡・大胆であり!繊細でもあり!
しばらくこの屏風前から離れられなかった。
相阿弥の「腹さすり布袋図」も模写した牧谿の筆のものより
上手いように思ったくらい(笑)
もうひとつ面白い屏風があった♪
長谷川等伯筆「竹虎図屏風」(六曲一双)♪
虎を描くときは龍との組み合わせなどが多い中、
この等伯は右の屏風に雄、左に雌を描いており
どの絵師も描かなかった虎の求愛シーンを描いているそうだ。
そう思ってもう一度眺めると、雄はしっかり足をふんばって真剣そのもの!
それに比べて後ろ足で頭をかきながら雌の方が余裕ありそう(笑)
富岡鉄斎は大画面のものより軸の方がいいな!
「菊図」が素敵で、田能村竹田という文人画家がちょっと気になった♪