石川県古刹・名刹巡拝の旅その3として、長谷川等伯ゆかりの地「七尾市」散策を採り上げます。
七尾市は石川県能登地方の中心都市であり、和倉温泉に代表されるごとく温泉観光地でもあります。かっては前田利家の領地でもあり、今日では北陸地区にあって有数な地方都市と言えるでしょう。
この地は何と言っても絵師・「長谷川等伯」生誕の地であり、小生にとって誠に興味深い土地です。この等伯ゆかりの地を訪ねて、その面影を辿ることにしました。
* ↑(2件) 「石川県七尾美術館」
石川県七尾美術館には長谷川等伯の所蔵作品が多く、毎年特別展が行われています。(写真②は展示の複製画)
* ↑(2件) 「本延寺」
本延寺(ほんねんじ)は、長谷川等伯の生家・奥村家の菩提寺。日蓮宗京都本法寺の末寺であり、この関係からも京都での等伯の活動は本法寺の庇護を受け、大きな影響力となりました。
* ↑(2件) 「長谷川等伯像」
JR七尾駅前にある長谷川等伯の銅像(他に市内にもう一か所あり)。なお、京都「本法寺」の本堂前にも設置されています。
銅像から等伯の生き様が窺え、胸に迫るものがあります。
* ↑ 「前田利家、まつの銅像」
七尾市内の小丸山城址前にある銅像。安土桃山時代の城主の地で、かつ江戸時代の前田家の領地。
* ↑(2件) 「花嫁のれん館」
「花嫁のれん」とは、幕末から明治時代にかけて加賀藩領地で始まり、今なお続いていると言う婚礼の風習。「花嫁のれん館」で常設展示されています。
< 石川県古刹・名刹巡拝の旅その3、七尾市「等伯」ゆかりの地を訪ねて / 2017.7.6 >