人生散策日記

人生何事も勉強、カメラを持って今日も散策。

播州の名刹・「一乗寺」と「伽耶院」へ

2017-06-25 14:23:32 | 日記

兵庫県地区古寺・名刹めぐりその4として、西国三十三所観音霊場の「一乗寺」と、新西国三十三所観音霊場の「伽耶院」の2ヶ寺を採り上げます。


 

 

            

 

 * ↑(4件) 西国三十三所観音霊場第26番札所 「一乗寺」

「一乗寺(いちじょうじ)」は、兵庫県加西市にある天台宗の寺院で、山号は法華山、本尊は聖観世音菩薩。白雉2年(651)の創建で、開基は法道仙人。
この寺は丘陵のような低い山々の谷間にたたずむ古刹で、奈良時代の仏像など寺宝が多く残された寺でもあります。
参道わきにたたずむ三重塔は承安元年(1171)建立の国宝の塔で、屋根の流れが緩やかでかつ安定感があって、とても美しいものがあります。
三重塔の素晴らしさが、この寺を訪れる楽しみの一つとも言えましょう。

 

 

 

            

 

 * ↑(4件) 新西国三十三所観音霊場第26番札所 「伽耶院」

「伽耶院(がやいん)」は、兵庫県三木市にある本山修験宗の寺院で、山号は大谷山、寺号は大谿寺、本尊は毘沙門天。大化元年(645)の創建で、開基は法道仙人。
この寺は山伏修行の寺で、江戸時代には天台系山伏を統括する四院家の一つに数えられる名刹です。
この寺の多宝塔は、正保4年(1647)建立の国の重要文化財の塔ですが、凛々しく落ち着きある勇姿は、境内の魅力を一掃に引き立たせています。
初めて訪れる寺の魅力、その代表的な寺院の一つでした。