新春に巡拝すると七難即滅、七福即生極まりなしと言われ、功徳が大きいとされる「七福神めぐり」。
京都の「都七福神めぐり」・その2として、「布袋尊」の「萬福寺」について記録します。
< 黄檗山 萬福寺 / 写真は境内の情景 / 2014.1.23 >
萬福寺は京都府宇治市にある寺院で、禅宗の黄檗宗の総本山。江戸時代の1654年、中国福建省
から渡来した隠元禅師が、後水尾法皇や徳川四代将軍家綱公の尊崇を得て、1661年に開創され
た寺院で、日本の三禅宗(臨済・曹洞・黄檗)の一つ。
建築物は、中国明朝様式を取り入れた伽藍配置で、日本では他に例がなく独特の建築美を誇って
います。京都における、小生のお気に入りの寺院の一つです。
① 天王殿に祀られている、七福神の「布袋尊」
② 斎堂前にある「開板(魚梆)」で、時を報ずるもの
③ 開山堂前の「卍文様の勾欄」
④ 法堂前の「卍くずし文様の勾欄」
⑤ 大雄宝殿の明朝様式の「香炉」
⑥ 威風堂々たる「三門」
< 以上 上及び左からの順 >