仕事の朝(1/21)、時間調整を兼ねて、愛知県犬山市羽黒にある、花の寺「興禅寺」を訪ね参拝して
来ました。
この寺には時々訪れているのですが、花の寺と言われる古刹も、この時期は誠に静かで地味な佇ま
いを見せています。一方で何時もは花の影になってしまう自慢の寺院建築が、逆にこの時期、威厳あ
る様相と雰囲気を境内に漂わせています(本堂は明治31年(1898)建築、文化庁の登録有形文化
財。また、山門は昭和14年(1939)建築で、同じく有形文化財)。
なお、境内には、慶應4年5月14日の入鹿池決壊の折、流されてきた大岩(重さ約14屯)が石碑とし
て祀られています。この決壊で当時死者千有余名と記録されていますが、当地では今や知る人は少
なくなったと聞きます。
< 「興禅寺」の風景 / 2014.1.21 >
① 入鹿池決壊時の流石 (慶應4年)
② 本堂 (明治31年建築)
③ 山門 (昭和14年建築)
④ 庫裡 (建築時期不明)
< 以上 上及び左からの順 >