真説・弥勒浄土      

道すなわち真理の奇蹟

性理題釋~二十一、初入者の簡単な修行法

2022-02-28 20:52:28 | 性理題釋

二十一、初入者の簡単な修行法

儒門の“存心養性”の法は、初めて道を受けた方が、行うべきであります。

心が善に存すれば福に至り、心が悪に留まれば禍を招き、心が静に存すれば寿命を保ち、常に玄関に留めると、これを『君子時中(くんしじちゅう)』と申して、君子は常に中心を守るということになり、これが養性と存心を共に具備(ぐび)した行いになります。

孟子様の説かれた『君子の人に異なる所以(ゆえん)は心の存する所なり』と申されたことを聞いたことがありましょう。

君子は仁に心を存じ、礼に心を存するのであります。

仁とは人を愛し、智とは人を利し、礼とは人を敬うことであります。

人を愛するものは常に人より愛され、人を敬うものは常に人より敬われるのであります。

修道する私たちは、これから常に心を道に留めるように、精進することが一番大切なことであります。

続く

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