真説・弥勒浄土      

道すなわち真理の奇蹟

性理題釋~五十、五徳・五戒・五行

2024-06-26 21:16:04 | 性理題釋

五十、五徳・五戒・五行

儒教の仁・義・礼・智・信を五徳(五常)と申し、仏教の殺・盗・淫・妄・酒を五戒と為し、道教の金・木・水・火・土を五行と言うのであります。

三教の名は、すべて異なっているけれども、その実際の理に至れば一つであります。

その故は、若し殺生を戒めざれば即ち仁を失い、木を欠くことになります。

若し盗みを戒めなければ即ち義を失い、又金を欠くことになります。

邪淫(じゃいん)を戒めざれば礼を失い、火を欠くことになります。

若し酒・肉を戒めざれば即ち智を失い、水を欠くことになります。

妄語を戒めなければ即ち信を失い、土を欠くのであります。

故に儒家では人に五徳を行うことを教え、そして忠恕(ちゅうじょ)の道に合わすのであります。

仏教では人に五戒を守ることを教え、そして慈悲の心を証(あか)すのであります。

道教に於いては人に五行を修めることを教え、そして感応(かんのう)の霊を明らかにするのであるから、その理は同じではないでしょうか。

続く

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【石丸伸二最新】都知事選は... | トップ | 弥勒真経~四、天心収圓(て... »
最新の画像もっと見る

性理題釋」カテゴリの最新記事