真説・弥勒浄土      

道すなわち真理の奇蹟

天道略説~(三)天道の聖訓

2024-04-29 18:46:24 | 天道略説

(三)天道の聖訓

天道では直接、神様から御啓示を頂く特典が許されています。

御神事の様式は一部宗教で催(もよう)している「霊媒(れいばい)」とか、或いは「巫女(みこ)」「扶機(フーチィ)」「イチコ」「ヨリキ」「御台(ごだい)さん」亦は心霊学研究のグループで行っている「霊言現象(トランス・スピーチ)」「守護霊(しゅごれい)」や催眠術(ヒプノコジ―)等による心霊界との暗示や連絡とは全然異なっています。

斯様な連絡法によって着いてくる霊は狐精(きつねのせい)とか狸精(たぬきのせい)、蛇精(へびのせい)の妖精類(アリーるい)か亡者、死霊等、低級な遊魂(ゆうこん)が憑(かか)るだけであります。

釈迦、弥勒、観音、達摩、キリスト、マホメッド、孔子、孟子、老子などのような過去に天命を受けた仏、仙、神、聖や菩薩の御霊はとても降臨できません。

天道ではこれらの神格のある仙仏は勿論、より以上の親神様である

老〇(ラウム)の親しい御降壇(ごこうだん)を年に五回も許されています。

普通、開壇の時が特別事情による請訓(せいくん)の時には天命を奉(う)けた神格のある神仏が啓示訓諭(けいじくんゆ)にあたられます。

御臨壇の時は天壇の前で天才と称する少年少女(完全菜食無我無念)の身体を使い、静かに砂盤(すなばん)の前に直立し両手で木筆(もくひつ)を軽く持って黙祷しますと、瞬間的に神様の御霊(みたま)が入れ替わり、左横書きに何人にも鮮やかに見て分かる文字で画き現わされます。

非常に速度は早く滾々(こんこん)と湧き出る泉の様に後から後から現われて参ります。

左横に立っている人才が早速声高に読み上げ、そのまた左横にいる地才が即座に書き留めます。

三才の合霊は丁度水の流れるように続けられます。

昼夜を問わず何時いかなる天壇でも御臨壇を仰がれます。

御神事の時間は仙仏によって一時間か二時間、或いは五時間、六時間も書かれます。

亦は一昼夜連続される場合もあります。

この様な有難い特典は古今東西を通じて天道にしか許されていないことを明言いたします。

この厳粛な飛鸞宣化(ひらんせんか:砂文字)に参列できる方は余程、御縁の深い人でないと許されませんが、貴方も是非一度このような感激の式典に参加したいとは思いませんか。

さぞ貴方の生涯にとって意義深いことと信じます。

もし生涯の記憶と神の真実を知りたいと望まれましたらお申し込みになれば開催時に招待して頂けます。

それは素晴らしい、有難い一言に尽きます。若し貴方に御縁が深く神様が必要を感じられた場合には個人的に指名されて、特に将来の進行方針を明示や暗示で導いて下さいます。

神様は私達の前途を見透され正しい方向へご指示を垂れ賜うのです。天道の伝道者は総て御神事による御聖訓に基づいて講和し且つ行動します。

御聖訓こそは現代に即応した生きた経書聖典であります。

人間の言葉ではなく直接、神様から賜った貴い訓諭の集録であります。

御聖訓を読んでいる間に言い知れない喜悦と希望が湧いてまいります。

人生の不可解なことも解明されます。

人間のことは言うに及ばず、大霊界(理天)の内情か事細かく窺(うかが)われます。

それに地獄界、幽冥界(ゆうめいかい)の凄惨(せいさん)や処刑、罰罪も明瞭詳細に記され、読む人をして目の辺りにその状況が手に取る様に分かります。

御聖訓を読むことによって各宗教の真髄も分かり、亦総ての宗教を超越した崇高な心持にもなれます。

雑念や煩悩に苦しめられている場合、静かに一章だけでもお読みなれば忽(たちま)ち消散(しょうさん)して清らな智慧の泉が湧いてまいります。

不正邪悪な心が起こった時、一節や一頁だけでも読まれますと、直ちに軽率な行為は矯正され未然に犯罪を防げます。

憤怒(ふんぬ)疑惑がある場合、十分間黙然するとすぐ氷解して感謝と信頼に変わってしまいます。

能力が集中して物事に正しい判断が得られます。

高尚な真理を読まれますから広い智力と偉大な才能が発達してまいります。

何時も絶えず読んでいると知らず知らずに私達の血となり肉となって、人格教養が段々高くなって行き、謙遜な心寛大な心を持つことができます。

自然に太古の聖人、尊者の様な気魄(きはく)と威厳(いげん)も具わって参ります。

迷っている時はこれによって光明の彼方に導かれます。

妙智慧が開かれますから記憶力が増進してきます。

斯様に御聖訓の力は真に絶大且つ尊厳なものであります。

絶えず人生の辛酸を受けている私達にとっては、どうしても即刻に確実な安心立命のご指示が必要です。

どうぞ常に天道の御聖訓を肌身離さず携帯して寸暇を割いてお読みなるよう勧めいたします。

必ずや肉体的の救いと永久に霊的な救いが得られることを固くお約束申し上げます。

続く

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