アートな気分で田舎とふれあおう

よみがえれ、我が母校の木造校舎よ、ギャラリーに!
「西会津国際芸術村」と周辺の四季を写真と共に紹介します

南会津復興支援バスツアー③(ホテル)

2011-10-20 12:16:44 | 福島・東北を応援

安達太良山での時間を削られた分、どこかに寄ったりするのかな?
と期待したのですが、浄土平を出た後は一路宿泊地である南会津へ。

浄土平からホテル到着まで、延々とバスに揺られることなんと4時間。
これじゃあ、ハイキングツアーじゃなくてドライビングツアーだ!
(このツアーを企画した人は、福島県の広さを甘く見ていたのでしょうか?)

すっかり日が暮れた7時ちょっと前にようやくホテル到着。
予定では高杖高原にあるホテル泊ということだったけど、
同等クラスに変更になり、ここがいったいどこなのかもわからない。
辺りは真っ暗闇で、わかっているのは人里離れた国道沿いだってことだけ。

このホテルの名前は、「花木(かぼく)の宿」というらしいです。

ホテル到着後、部屋に荷物を置いたら7時からすぐにお食事。
これが、予想していたよりもずっとずっと満足な内容でした。



食事は和の会席料理で品数豊富、それでいて味も美味しい。
写真には写っていないけど、この他にイワナと湯葉の刺身や
抹茶塩で食べる天ぷら、なめこ汁なども・・・。
見えにくい位置にある焼き物は、イワナの塩焼き、
火の上のお鍋に乗っているのは柔らかな和牛です。

ここに地酒飲み放題(90分)が付くのですから、嬉しいですね。



南会津だけでなく、若松や喜多方、磐梯町など会津全般の銘柄がズラリ。
私たち(女性4人)のテーブルでは、せっかくだからと全種類制覇。
飲み放題なので流石に普通酒ですが、それでも飲み放題なのは有難い。

格安ツアーだというのに、食事はもちろんのこと部屋も温泉もいい!
ハイキングの短かさと、移動時間の長さに不満を抱いていた人一同、
このお宿のおかげで、随分と機嫌が回復し満たされた気持ちになりました。




夜には真っ暗闇だった外の景色、朝になったら紅葉の山に囲まれていました。
街の喧騒をはなれて、静かにのんびり過ごしたい人には癒される宿です
電波が届かなくて地上派のテレビが映らないという驚きのロケーション。
BS放送はわずかに見れますけど、ここに来たらテレビなんて必要ありません。

何棟かの離れもあるようなので、家族やお忍び旅行の人なんかにも良さそうです。



(2011年10月15日)


小豆温泉 「花木の宿(かぼくのやど)」