アートな気分で田舎とふれあおう

よみがえれ、我が母校の木造校舎よ、ギャラリーに!
「西会津国際芸術村」と周辺の四季を写真と共に紹介します

5月になったら・・・

2010-01-31 10:07:27 | <Photo>西会津国際芸術村と、周辺の四季




笹の葉って、こんな季節にも枯れずに残っているものなのね。

5月になったら、蕎麦打ちに続いて、
笹団子の作り方を母親から教わる予定です。

笹団子とは、一言でいえば、餡子の入った草団子を笹で包んだもの。

私が子供の頃は、田植えが終わると各家庭で笹団子を作り、
みんなが学校に持ち寄って味比べしたものです。
私の中では、自分の母親が作る笹団子が一番でした。

今では、笹団子を作る家庭は少なくなりました。
うちでも作らなくなって久しいです。

それでも毎年5月になると、
母親がわざわざお店から買って東京へ送ってくれます。
一人では食べきれないので、それを会社に持って行くと、
「美味しい!美味しい!」と大好評。
年がら年中私の顔を見るたび、「笹団子はないのか?」
「今度いつ田舎に帰るんだ?」と訊いてくるおじさんがいます。
もう食べたくない!ってくらい、一度に沢山食べてみたいんだそう。

実家にいた頃、毎年当たり前のように食べ飽きるほど食べていたので、
私にとってはたいして特別なものとは思わなかったのですが、
そのおじさんのお蔭で、私もここ数年笹団子の美味しさを再認識。

笹団子は私にとって、おふくろの味の一つ。
郷土料理(お菓子)でもあるし、今のうちに作り方を覚えておきたい。
それと、今度は私の手作りをお土産にしようと思ったのでした。



霜が降りた朝

2010-01-28 20:27:42 | <Photo>西会津国際芸術村と、周辺の四季



晴れた日の翌日、朝起きたら窓の外の木々が真っ白!

雪?!

いえいえ、霜が降りたそうなんです。


 

外に出てみると、雪はガチガチに硬くなっていました。

子供の頃、こういう日には凍み雪渡りをしたものです。
近所の子供達と一緒に、小学校の裏の辺りから山を登って、
中学校の裏より向こうの頂上にある、一本杉を目指して雪の上を歩きました。

暫く遊んでから下りる頃には、もう日が高くなって雪は柔らかくなり
足はズボズボ雪にぬかって、ジャリジャリした雪が長靴の中に入ってしまう。
帰り道は、何度も何度も長靴を脱いで、雪を取り除かなきゃなりませんでした。

久しぶりに、そんな思い出が蘇ってきた朝でした




(2009年12月30日撮影)

『雪景色』ベストビュー

2010-01-11 08:35:31 | 会津フォトギャラリー
先日、年明け早々、朝の情報番組で、
「鉄道が映えるベストビュー」というのをやっていました。

 ①. 『初日の出』
 ②. 『雪景色』
 ③. 『富士山』

まあ、鉄道マニアが選ぶベストビューということですね。

①は、伊豆半島の東側を海沿いに走る「伊豆急行線」。
初日の出の時刻に合わせて運行し、海辺の駅で初日の出を見る為に
1時間ほど停車するという列車です。

③は、静岡県から神奈川県を走る「御殿場線」の御殿場駅~足柄駅の間に
富士山をバックに走る列車を見ることができる、絶景ポイントがあるそうです。

で、②の雪景色はどこかというと・・・。
なんとなんと、日本全国、数ある雪国の中から選ばれたのが、
福島県の郡山~新潟間を走る「磐越西線」。
しかもしかも、絶景ポイントというのが、我が故郷の西会津町、
徳沢駅~上野尻駅間のポイント(上野尻近く)なのであります。
何の変哲もない雪景色の中をディーゼル列車が走る風景。
この写真を撮る為に、遠く県外からマニア達が、カメラと三脚抱えてやってきます。
ここ数年のうちに、特にSLが走る季節には、
田んぼの畦道や道路に三脚たててる人をよく見るようになりましたよね。
このテレビ取材の日は曇っていたけど、晴れているとバックに飯豊山が見えるのかな?

ここで写真を撮った後は、上野尻駅の次の野沢駅に列車が停車している間に、
今度は鉄橋を渡る列車の写真を撮る為に、車で先回りして待つんだそうです。

日本全国の雪景色の中から、自分の故郷の『雪景色』が、
ベストビューに選ばれたことは、とても嬉しいですね。


              (鉄道写真じゃないけど、夕陽に染まる飯豊山)

2010年 初詣

2010-01-08 07:32:18 | 会津帰省日記etc・・・
我が家の初詣は、毎年決まって柳津の「虚空蔵(こくぞう)様」へお参りに行きます。
(正式には、「福満虚空蔵尊圓蔵寺」とう何やら難しい名前です)

1日、2日はとても混雑するので、午前中遅くならないうちに訪れるようにしないと、
道路が渋滞して、駐車場に車を停めるのにも一苦労。

2日は1日に比べると人出が幾分少ないので、我が家の初詣はたいてい2日。
今年は雪が降っていたせいか、比較的時間が早かったせいか、
道路の渋滞も、駐車場待ちも、お寺への参拝の長い行列も免れることができました。

去年からだったか、お賽銭箱の前の大きな鐘(ドラ?)を鳴らす麻綱がなくなりました。
なぜかというと、鐘を打つ為にお寺の外から中まで長い行列ができるので
混雑緩和の為に麻綱をなくしたそうです。
なんだか、鐘を鳴らさないとご利益が薄いような気がするけど、仕方ないのかな?
(毎年1/7のお祭りのでは、フンドシ姿の男の人たちが、この太い麻縄をよじ登ります)






焦って早く家を出たけれど、今年は気が抜けるほど空いていました。
といっても、私たちが帰る頃には、駐車場へ続く道路は渋滞し始めていたので、
天気のせいというよりは、やっぱり時間のせいだったのかな?

そういえば、今回の初詣で気付いたこと。
地元の人は、ちょっとくらいの雪が降っていても、傘を差さないんですよね。
私は、フード付きのコートを着ていても、濡れるのが嫌だったので傘をさしていたら、
なんだか一人だけ浮いていたような・・・。軟弱者のような気分です(~_~;)

初詣を済ませ、お土産に柳津名物の“うぐい最中”を買い、
蒸したてホカホカの“粟まんじゅう”をバラで買って車中で食べ、
あとは家へ帰って年越し蕎麦の残りをお昼に食べました。


何年か前までは、「虚空蔵様」での初詣を済ませた後は、
会津発祥の地の「伊佐須美神社」や、「会津ころり三観音」などに寄っていましたが、
お寺や神社のハシゴは“欲深参り”といってご利益がないと聞いてからは、
「虚空蔵様」だけにお参りするようになりました。

蕎麦打ち初体験

2010-01-06 07:34:21 | 会津帰省日記etc・・・
この年末の年越し蕎麦は、
母から教わって自分たちで打ってみることにしました。

西会津の蕎麦といえば、もちろん蕎麦粉10割。
それだけに、素人には難しい。
果たしてちゃんとした蕎麦になるのやら?

大晦日の本番前に、まずは28日に練習を・・・。



最初の湯ごねは、母にやってもらって、
その後の捏ねたり伸したりだとかは
母に教わりながら兄が一人でやりました。




蕎麦を切る段階で私も手伝いましたが、これがなかなか難しい。

太くならないように、同じ細さに揃えて切らなきゃと思うと、
リズミカルにトントンと包丁を動かすことができません。
結局、半分以上は母に切ってもらいました。

麺を茹でるのも母にお任せ。
つなぎが入っていない十割蕎麦なので、麺が切れないように、
大鍋で強い火力で茹で上げて、冷水で洗って一気に引き締めます。

で、蕎麦のお味はというと、初めてにしては上出来、上出来。
これなら、他人に食べてもらっても恥ずかしくない出来栄え。
むしろ、その辺のお店で食べる蕎麦よりずっと美味い!

あ、蕎麦を食べるには、そばつゆも大事です。
市販のめんつゆにつけて食べるのでは、せっかくの美味しい蕎麦が台無し。
鶏肉と野菜でしっかり出汁を取った熱々のスープに麺をつけながら食す、
これがうちの方の一般的な食べ方でなのです。
(もちろん、他の食べ方もあります)


31日の大晦日の本番の蕎麦も、大成功!
兄はすっかり自信をつけました。
但し、母の助けなしに自分たちだけで全て出来るようになるには
まだまだ修行が必要なのですが・・・。

新年、明けましておめでとうございます!

2010-01-04 21:09:13 | <Photo>西会津国際芸術村と、周辺の四季



西会津国際芸術村の初日の出!

といいたいところですが、年末の夕陽です


元旦は雪の為、初日の出は見ることができませんでした
な~んて、実は寒くてその時間は寝ていたんですけど・・・

でも、雪が降っていたのは本当です


夏の風景から、いきなり冬の風景でした・・・



(2009年12月29日撮影)