安達太良山での時間を削られた分、どこかに寄ったりするのかな?
と期待したのですが、浄土平を出た後は一路宿泊地である南会津へ。
浄土平からホテル到着まで、延々とバスに揺られることなんと4時間。
これじゃあ、ハイキングツアーじゃなくてドライビングツアーだ!
(このツアーを企画した人は、福島県の広さを甘く見ていたのでしょうか?)
すっかり日が暮れた7時ちょっと前にようやくホテル到着。
予定では高杖高原にあるホテル泊ということだったけど、
同等クラスに変更になり、ここがいったいどこなのかもわからない。
辺りは真っ暗闇で、わかっているのは人里離れた国道沿いだってことだけ。
このホテルの名前は、「花木(かぼく)の宿」というらしいです。
ホテル到着後、部屋に荷物を置いたら7時からすぐにお食事。
これが、予想していたよりもずっとずっと満足な内容でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/b5/e5f7ef2270cd85345af8c0a6a98b81f0.jpg)
食事は和の会席料理で品数豊富、それでいて味も美味しい。
写真には写っていないけど、この他にイワナと湯葉の刺身や
抹茶塩で食べる天ぷら、なめこ汁なども・・・。
見えにくい位置にある焼き物は、イワナの塩焼き、
火の上のお鍋に乗っているのは柔らかな和牛です。
ここに地酒飲み放題(90分)が付くのですから、嬉しいですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/2b/3edeea3e92c7eee26f72735c2a9de7e9.jpg)
南会津だけでなく、若松や喜多方、磐梯町など会津全般の銘柄がズラリ。
私たち(女性4人)のテーブルでは、せっかくだからと全種類制覇。
飲み放題なので流石に普通酒ですが、それでも飲み放題なのは有難い。
格安ツアーだというのに、食事はもちろんのこと部屋も温泉もいい!
ハイキングの短かさと、移動時間の長さに不満を抱いていた人一同、
このお宿のおかげで、随分と機嫌が回復し満たされた気持ちになりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/32/fc0d1aefc95f296085d9c7aeb10a9dc9.jpg)
夜には真っ暗闇だった外の景色、朝になったら紅葉の山に囲まれていました。
街の喧騒をはなれて、静かにのんびり過ごしたい人には癒される宿です
電波が届かなくて地上派のテレビが映らないという驚きのロケーション。
BS放送はわずかに見れますけど、ここに来たらテレビなんて必要ありません。
何棟かの離れもあるようなので、家族やお忍び旅行の人なんかにも良さそうです。
(2011年10月15日)
小豆温泉 「花木の宿(かぼくのやど)」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/fuki_osusume.gif)
写真から周辺の事がよく分かります。川のせせらぎ、秋の日に嬉しそうなコスモスやけいとの花、まぶしいススキ。
尾瀬に行く途中のスキー場の近くですね。何回も通りましたからよく知っています。近くに屏風岩やミニ尾瀬の公園があったと思います。
そのまま真っ直ぐ行くと尾瀬の御池登山口、それを過ぎると奥只見の大きな湖、そうして奥只見ダム、長い長いトンネルがあって小出で関越道に出たと思います。
人も少ない、すごく静かな大自然の山岳ルートで超気に入っています。お料理もそうなんですよセミナーハウスも写真のように何皿もの夕食でした。夕方、故郷の音楽が流れるんですよね。南会津は山深い静かで平和で美しい最高に気に入っている場所です。
私自身は、栃木県から車で通り過ぎることはあっても、観光で来たことはあまりないのですが・・・。
只見の方は、子供の頃の遠足で行ったきりなんです。
今年は、原発の風評被害の影響で、観光客が激減してしまい、いっそうひっそりとしているようです。
原発から遠く離れた会津地方の線量は、かえって他の近県よりも低いんですけど、
福島県というだけで危険視されてしまうようです。
旅行会社の福島県内へのツアーも、めっきり少なくなってしまいました。
行楽客は、東日本を避けて西日本へ行くようになり、東日本全体的に観光客が減っているそうです。
静けさを求めて旅するならば、こういう時こそ狙い目だと思う一方、やはり復興の為には多くの人に訪れてほしいです。
福島県の皆さん南会津の皆さん御免なさい、出来ればこれ以上の経済発展でこの平和が壊されませんようにも願っています--------。
私も海外にですが、そういう町や村があるので、その気持ちよくわかります。
しかし、財政が破綻してしまっている今の福島県の状況を考えると、
そうとばかり行っていられないのが実情で・・・。
観光バスが何台も押し寄せるほどにならなくてもいい、
リピーターの方々には変わらず訪れていただきたいです。
もちろん、福島を愛する方々は、風評なんて気にしないと信じていますが