にせ悟空の麻雀道中記

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大口マンボ

2006年05月06日 02時55分22秒 | エッセイ
ロン2でも活躍している某プロを題材にした漫画を読んだ。
なかなか面白かったしプロの生活やタイトル予選とかのことも分かってよかったw
なかなかのビッグマウスっぷりだけど、結果出してるしエンターテイメント性ってのを考えればありかな。
ボクシングの亀田兄弟みたいなもんかw

その中でガッカリしたことを一つだけ。
何かのタイトルの準決勝だったかのエピソード。

状況は2位以上が勝ち上がりで某プロは2位。(順位は全てトータルでのもの)
最終戦オーラス、3位からリーチが入るが、某プロがトップに差し込み決勝進出を果たすってとこ。


<以前読んだ観戦記の内容>
トータル2位で迎えた最終局、3位からリーチが入る。
決勝進出を決めたい某プロ、考えた末、トップ目の喰い仕掛けを読み切り七索を河に置く。
トップ目から「ロン」の声。
某プロと○○プロが決勝進出を決めた。


<現実>

そのときの某プロの手牌
一萬一萬九萬九萬七索一筒一筒一筒二筒三筒四筒六筒七筒八筒 (七索はリーチ者の現物)

( ´・ω・`)・・・

( `・ω・´)っ七索


( ´∀`) ロン!




なんじゃそりゃ???


そんなもん100人が100人7s切るわい!



なんか自分は某プロが待ちを読み切って面子崩すなりして七索打ったんだと思ってたんだが・・・


JAROに電話しますよ?


てか、麻雀プロのこういうとこはよくないね・・・
打牌に無理やり理由を付けようとする。

他にも、「どっちでもいいからテキトーに切った」麻雀やってるとこういう場面は多い。
が、プロは質問に決してそう答えない。

自分が講座やったときはどうでもいい選択は「どっちでもいい」とはっきり言った。
ほとんど影響の無い細かいことに神経を使うのは疲れる割にリターンが少ないから。

麻雀は運の介入要素が強い競技。
いつの日かそういった、プライド、見栄みたいなものにこだわらず、訳の分からないこじ付けでファンをごまかすことの無いプロが現れることを期待したい。


断っておくが「7sを読み切った」というのは某プロ本人の言葉ではない。
しかし、観戦者や漫画の作者の推測なのか、本人が後からそう言ったのかは分からない。
でもね、この状況、「現物切ったらトップ目があがってくれてラッキーだった」それでいいと思う。
変な後付けの理由はかえって本人の格を落とすだけだと感じる。


最後に自分はロン2で結果を出し、ファンサービスも積極的にやってくれている某プロはプロのあるべき姿だと思っている。
これからも頑張って欲しいし、大口マンボ第二巻の発売も楽しみにしている。