Ninbuのスマホで撮った花だって美しい!

サイクリング・テニス・散歩等の道すがら、公園・野原・湖畔・川辺等で見つけた美しい花をスマホで撮っています。

6月の花のアルバム ③

2022-07-10 | みんなの花図鑑
6月の花のアルバム ② 2022-07-07 の続きです。

<シモツケ(下野) バラ科シモツケ属> 6/7 柏の葉公園
シモツケは、小さな花が集まってふわふわした丸い形の花を咲かせる落葉低木です。派手な美しさはありませんが、楚々とした美しさと風情があります。


<シモツケ(下野) バラ科シモツケ属> 6/17 自宅
シモツケという名前は下野国(現在の栃木県)ではじめて見つけられたところに由来します。北海道から九州にかけての山地に幅広く自生している花木です。


<ジャメスブリテニア ゴマノハグサ科ジャメスブリテニア属>
 6/16 あけぼの山公園
南アフリカ原産のゴマノハグサ科の半耐寒性の多年草です。花期がとても長いのが特徴で、夏場を除き春から秋の終わりまで咲いてくれます。


<シュンギク(春菊) キク科シュンギク属> 6/22 我孫子市民農園
原産地は地中海沿岸で、欧米では観賞用に栽培されます。日本・韓国・中国など東アジア諸国では若い茎葉が食用にされています。


<シロバナヤエウツギ(白花八重空木) アジサイ科ウツギ属> 
6/1北柏ふるさと公園
日本原産の「ウツギ」の一品種です。山野に自生し、高さは2メートルほどになります。5月から6月ごろ、枝先の円錐花序に八重の白い花を咲かせます。


<スイカズラ(吸葛) スイカズラ科スイカズラ属> 6/1 北柏ふるさと公園
日本原産の植物で、ハニーサックルという名前でも呼ばれます。 とても香りが良いので、香水やアロマオイルとしても人気の花です。


花の蜜を吸うと甘いことから「吸葛(すいかずら)」という名前が付きました。また、花色が白から黄色へと徐々に変化する姿を由来として「金銀花」という名前がつけられました。


<スカエボラ・インディゴ(末広草) クサトベラ科クサトベラ属> 
 6/22 あけぼの山公園
スカエボラは、オーストラリア原産の多年草です。この花が出始めたときは、花色がブルーだったことから、今でもブルーファンフラワーとも呼ばれることがあります。


<スカエボラ・ディープピンク(末広草) クサトベラ科クサトベラ属> 
 6/22 あけぼの山公園
花は手を広げたような形の小さな花が沢山咲き、青紫色の花がよく知られていますが、ほかに白や桃色、交配種には黄色の花もあります。


<スイセンノウ(酔仙翁) ナデシコ科センノウ属(マンテマ属)>
 6/16 あけぼの山公園
南ヨーロッパ原産の草花です。日本には明治以前、江戸の末くらいに入ってきたと言われています。白い毛が生えたフェルトのような質感の葉っぱや茎がユニークです。この葉の様子からフランネルソウの別名があります。


漢字で書くと「酔仙翁」で、花が赤くて酔っ払っているように見えるのでこの名前があるとされます。

<スモークツリー ウルシ科ハグマノキ属> 6/7 柏の葉公園
原産地はヨーロッパやヒマラヤ、中国などでピンク、赤、紫など、花穂が大変美しい落葉高木です。雌雄異株で、モコモコとした花穂をつけるのは雌株です。


ふわふわとして煙がかかっているように見えることから、「スモークツリー」という名前がつけられました。ケムリノキ、カスミノキという別名も持っています。

<セイヨウヒルガオ(西洋昼顔) ヒルガオ科セイヨウヒルガオ属>
 6/1 あけぼの山公園
地中海沿岸を中心に、温帯から亜熱帯の広い地域に200~250種が分布しているといわれています。


戦後、野生化が急にふえ各地に普通に見られるようになりました。繁殖力が強く、外来生物法により要注意外来生物に指定されています。

<ゼニアオイ(銭葵) アオイ科ゼニアオイ属> 6/29 あけぼの山公園
ゼニアオイはヨーロッパ原産で、日本には江戸時代に観賞用に導入されました。ゼニアオイはタチアオイよりも一回り小さく、どことなくトロピカルな花を咲かせます。


ゼニアオイとなった由来はその見た目からです。丸みのある花や葉の形が銭のようだからゼニアオイとなったという説があります。

<セロシア(野鶏頭) ヒユ科ケイトウ属> 6/1 あけぼの山公園
セロシアはケイトウの仲間ですが、主に種苗メーカーで改良されたノゲイトウ、ヤリゲイトウ、トサカケイトウなどを総称してセロシアと呼ぶことがあります。


セロシアの花穂は長く、動物の尻尾や鶏の頭に見え、野鶏頭という名前になりました。。

<ゼンテイカ(禅庭花) ツルボラン科ワスレグサ属> 6/1 あけぼの山公園
ゼンテイカはキスゲ亜科の多年草。一般的には別名のニッコウキスゲ(日光黄菅)と呼ぶほうが圧倒的にすんなり来ます。別名は日光の戦場ヶ原に多かったことによります。


もとはセッテイカ(湿った地の花の意)といったのがいつの間にかゼンテイカに転訛したという説や、戦場ヶ原を中禅寺の庭にたとえて禅庭としたという説があるが、定説はないようです。


<タイサンボク(泰山木) モクレン科モクレン属> 
 6/3 流山総合運動公園テニスコート
タイサンボクは、20mを超す高木の上の方に、直径15㎝以上もある大きな香りのよい花を咲かせます。自生しているアメリカのミシシッピ州とルイジアナ州では州花とされています。


日本には明治のはじめに米国より入ってきて、広く植栽されている樹木です。自然樹形はスペースをとるので公園などに植えられます。

<タイム シソ科イブキジャコウソウ属> 6/8 万葉植物園
ハーブですが、美しい小花と繊細な葉が魅力的です。コモンタイムがハーブとして有名で、単にタイムというと本種を指すことが多いです。
 

<タチアオイ(立葵) アオイ科ビロードアオイ属> 6/8 万葉植物園
タチアオイは夏にハイビスカスに似た華やかな花を穂状に咲かせる夏の花です。タチアオイは毎日、次々と新しい花を咲かせ、2ヵ月近く咲き続けてくれます。


花穂の下から上へと順々に咲いていく「咲き上がる」性質を持っています。咲き始めは梅雨のはじまり頃で、てっぺんの花が咲くと梅雨が明けると言われています。


<ダリア(天竺牡丹) キク科テンジクボタン属(ダリア属)> 6/1 あけぼの山公園
ダリアは存在感&迫力抜群!鮮やかな大輪で周囲をぱっと華やかにする花です。花姿がボタンに似ており、和名は天竺牡丹と名づけられています。外国から輸入された花の名前には天竺をよくつけたそうです。


<チェリーセージ シソ科アキギリ属> 6/17 自宅
チェリーセージは、いくつかの品種の総称で、とても長い期間(5月~11月)開花する多年草(宿根草)です。チェリーセージとして流通しているのは、サルビア・グレッギー、ミクロフィラ、ヤメンシスの3種です。


<チャノキ?> 6/17 自宅
Googleレンズで検索すると、チャノキと出てきます。でも開花期は10月~12月なので、この時期に咲く花ではなく、特定できません。


<ツユクサ(露草) ツユクサ科ツユクサ属> 6/16手賀沼湖畔
日本を含む東アジア原産で、畑の隅や道端で見かけることの多い、鮮やかな青い花が咲く夏の植物です。日本でも古来から自生しています。


朝咲いて昼には萎む儚い様子から、万葉集の和歌でも恋の歌で登場する植物です。

<ツリガネソウ(釣鐘草) キキョウ科ホタルブクロ属> 6/9 あけぼの山公園
日本には明治時代に伝えられ、釣鐘草または風鈴草の名前で親しまれてきました。ツリガネソウは花が小さな釣鐘に似ているのでこの名前がつきました。別名カンパニュラとも呼ばれています。


よく似た花にホタルブクロがありますが、ツリガネソウが上や横を向いて咲くのに比べてホタルブクロは下を向いて咲きます。

今回もたくさんの花をご覧頂き有難うございました。まだまだ、6月の花のアルバムは続きます。次回もご覧いただけると、とても嬉しいです。

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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (なつみかん)
2022-07-10 22:06:09
ninbuさん、こんばんは~
先ほど、②の方にコメントさせていただいたばかりですが、もう③が掲載されていました。
確かにスイカズラやシロバナヤエウツギなど、5月のイメージの花なので、気が急きますよね。

今回も横文字名前はわかりませんでしたが、数が少ないので助かりました。
むしろ見慣れた花が多数!
ゼンテイカも出てきましたね。
この間は紅白色分けに咲くゲンペイシモツケでしたが、今回はちゃんと白と赤に最初から分かれていました。
チャノキは不思議ですね。
私の頭にインプットされている茶の花にくらべたらちょっと綺麗すぎるようにも思えます。
さて、その正体はいかに!?
Unknown (breezemaster)
2022-07-11 06:43:55
おはようございます^^
ほんとたくさんの花々を撮られましたね^^
タチアオイ、ヒマワリと同じように、背が高く、
一気に、元気な花を咲かせますよね。
花を撮ること趣味にしてから、この時期の楽しみになっています。

ツリガネソウ、
カンパニュラでも聞きますが、ツリガネソウが、
和を感じて良い感じですよね^^

猛暑も一段落しているようですが、
また暑さも来ます。注意していきましょう
Unknown (ninbu)
2022-07-11 11:04:42
なつみかんさん、おはようございます。
連続のコメントありがとうございます。
いつも私のブログに訪問下さりありがとうございます。

すみませんね~、7月も中旬になり少し焦ってきました。(笑)
今回は、園芸品種の苦手な、なつみかんさんの知っている花が
多くてよかったです。

ゲンペイシモツケという名前もよく考えたものですね。
大河ドラマとも重なり、今年、わが家に来てくれたのも何かの
ご縁と考え、大事に育ていこうと思います。
チャノキの正体はどうなるのでしょう。乞うご期待!(^.^)
Unknown (ninbu)
2022-07-11 11:05:52
@breezemaster attsu1さん、おはようございます。
コメントありがとうございます。
いつも私のブログに訪問下さりありがとうございます。

6月は本当にたくさんの花の写真を撮ってしまいました。
思いきって、没にすればよいものを、往生際が悪すぎますね。(笑)
乗り掛かった舟、7月中には完了するよう、最後まで頑張ろうと思います。

タチアオイやヒマワリのような大きな花は、撮るのが楽で好きです。
ツリガネソウとホタルブクロ、オナジホタルブクロ属でよく似ています。
花が上や横向きか、下向きで違いを判断するのですね。

今月は後が大変なので、花を撮る数も少し減らそうと思います。
Unknown (pmr8559goo)
2022-07-11 11:33:02
さわやか♪

たくさんのお花があって いつも目を楽しませていただいています
また説明が丁寧で ふむふむ そうかそうかなどと思っています

コメントありがとうございます
できれば2~3議席とってもらいたかったのですが
なにしろ マスコミやテレビが報道しない うその情報が多い
一番の問題は 国民が参政党を知らないということだと思います
国民レベルの情報網作戦は 一議席止まりなのですね
はじめて今年の4月に発足した党ですから その意味ではすごいですね

平和ボケしていた私
日本が大変な状態になっていることは参政党の演説で知りました
メリットとデメリットの両面が出ないことには違和感がありましたが
ユーチューブのバン事件もですが そこ止まりでした
日本の歴史を知ることが 日本の国土や人を守ることになるとは
これからも学び続けようと思います
ちなみに 私は党員ではありません

日本と未来を見守りましょうね
いつもお姿を見ると 励まされています
ありがとうございます
(*^-^*)
Unknown (ninbu)
2022-07-11 17:54:25
さわやかさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
いつも私のブログに訪問下さりありがとうございます。

大量の花の垂れ流しにも拘わらず、最後までご覧いただき、ありがとうございます。
花の説明については、私が理解不足を補うために記載しています。
参考にしていただければ、とても嬉しいです。

一時的ブームで終わるのでなく、地に足を付け、実力をつけてもらいたいと思います。
ネットを通じての情報発信も大切ですが、現選挙制度では地上戦も侮れません。
私が参政党には期待することは多々あります。これからの活動を見守りたいと思います。
政治はわかりやすく訴える言葉も大切ですが、結果がでなければ意味がありません。
今後の活動を通じて、次回の選挙で悪党を退治することを大いに期待しています。(^.^)
Unknown (しいちゃん)
2022-07-12 16:41:50
ninbuさん、お久しぶりのこんにちは。
6月の花アルバム沢山ありますね。
中でもシモツケ、シモツケソウは好きなお花です♪
スイセンノウも見た目とは違った強くてたくましい子ですよね。
家にはいません・・。
それと、元気なはずのスイカズラ去年枯れました。
斑入りもあったのですがいま、徐々に弱ってきてます。
世話してくれる主人が弱ってきたので徐々に自分達で消えていくのかなぁ?
なんて。最近弱気になってきてます(泣)
Unknown (ninbu)
2022-07-12 20:51:10
しいちゃん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
いつも私のブログに訪問下さりありがとうございます。

しいちゃんと同じで、7月中旬なのに6月の花を投稿しています。
それも、花を100種類以上と撮り過ぎて、消化するのに焦ってます。(笑)
今年はkiteさんから、ゲンペイシモツケの苗をいただき、それも咲きました。
ゲンペイシモツケは6月の花のアルバム②に掲載しています。

花の命は短くて くるしきことのみ多かりし

と詠った林芙美子の時代とは違い、現代は人生100年の時代です。

花の命は長くなり 楽しきしきことのみ多かりし わが人生

という替え歌をまだまだ若いしいちゃんに贈ります。

お互い、まだまだこれからの人生は、まだ20年以上もあり、長いのです。
楽しいことをいっぱい見つけて、第二の人生を謳歌しましょう。(^.^)
Unknown (shu2702)
2022-07-13 10:27:03
ninbuさん こんにちは。
雨のため予定を切り上げて、山から下りてきました。
さて、シモツケがご自宅にあるのですね。きれいな花です。
山でも見かけます。今の季節、まだたくさん咲いています。
ゼンテイカも山でよく見かけます。当たり年とそうでない年があるようですね。
ゼンテイカは、新しいAPG分類で、ススキノキ科からツルボラン科になったようです。
手持ちの図鑑では、その昔のワスレグサ科になっています。
私の花日記でもそのなっているので、これからはツルボラン科で書くようにしたいと思います。
Unknown (ninbu)
2022-07-13 15:43:23
@shu2702 shuさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
いつも私のブログに訪問下さりありがとうございます。

わが家のシモツケはもう7~8年、毎年元気に開花してくれます。
今年から、新たにゲンペイシモツケが家族に加わりました。

ゼンテイカと呼ぶよりは、ニッコウキスゲの方が一般的ですね。
でも、今回はあえてニッコウキスゲを使わず、ゼンテイカにしました。
和名の由来を調べていたら、ゼンテイカも出てきました。
登山のブログなどを見ると、この時期はゼンテイカがよく登場しますね。

花の分類はよく変わるので、時々チェックする必要があります。
旧ユリ科から分割されたのがススノ科で、今度はツルボ科に変更されました。

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