Ninbuのスマホで撮った花だって美しい!

サイクリング・テニス・散歩等の道すがら、公園・野原・湖畔・川辺等で見つけた美しい花をスマホで撮っています。

あけましておめでとうございます

2023-01-01 | 日記
あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いいたします

今年も新年早々、後期高齢者の話で恐縮です。
昨年私が撮影した、月別の花の写真をご覧いただきながら、最後まで読んでいただけたら幸いです。

<ソシンロウバイ(素芯蝋梅) ロウバイ科ロウバイ属>
 2022年1月 あけぼの山農業公園


高齢者の医療の確保に関する法律によると、前期高齢者を65歳以上74歳以下、後期高齢者を75歳以上の者と定義されています。

<ハクバイ(白梅) バラ科サクラ属> 2022年2月 あけぼの山農業公園


私は今年の6月に後期高齢者の仲間入りをします。妻は昨年の12月に後期高齢者入りをしています。この後期高齢者という言葉はストレートすぎて、私自身あまり好きにはなれません。

<ハクモクレン(白木蓮) モクレン科モクレン属> 2022年3月 柏の葉公園


後期高齢者という言葉自体は日本語として正しい表現ですが、私はどうもネガティブなイメージがしてしまうから好きになれません。

<サクラ(桜) バラ科サクラ属> 2022年4月 手賀沼湖畔


私は75歳以上の高齢者を一律に後期高齢者として、「老い衰えた老人」として一括りにする考え方自体がおかしいと思っています。

<セイヨウカマツカ(西洋鎌柄) バラ科セイヨウカマツカ属> 
2022年5月 大堀川畔


その結果、高齢者の生活や生き方、ひいてはその人の人生を、貧しくしているような気がするから好きではありません。

<ミカワチドリ(三河千鳥) ガクアジサイ系>
2022年6月 あけぼの山農業公園


まるで最終処分場に持ち込まれるのを待つ産業廃棄物のカタマリ、または、人生の最終列車に乗り込んだ乗客のカタマリのようなイメージを、私は後期高齢者という言葉に持ってしまいます。

<オニユリ(天蓋百合) ユリ科ユリ属> 2022年7月 柏の葉公園


内容が同じでもイメージの違う呼び方がないでしょうかね。
例えば「ゴールドシニア」とか。(笑)
孫には私たち夫婦を「グランパ」「グランマ」と、小さい頃から現在まで呼ばせています。

<ヘンカアサガオ(変化朝顔) ヒルガオ科サツマイモ属> 2022年8月 自宅


高齢者の人格特徴は、頑固で自分中心に考えやすく、内向的で用心深いといわれています。

<ヒマワリ(向日葵) キク科ヒマワリ属> 2022年8月 あけぼの山農業公園


また、自分の体のことをあれこれと気にしたり、鬱々となりやすく、物事を否定的に考えやすいなど、マイナス思考の傾向にあると言われているのも事実です。

<フヨウ(芙蓉) アオイ科フヨウ属> 2022年9月 柏の葉公園


内閣府が平成16年に実施した「年齢・加齢に対する考え方に関する意識調査」によると、高齢者に対するイメージとしては、「心身がおとろえ、健康面での不安が大きい」が72.3%と最も多いようです。

<内閣府「年齢・加齢に対する考え方に関する意識調査」平成16年1月>


次いで、「経験や知恵が豊かである」43.5%、「収入が少なく、経済的な不安が大きい」33.0%、「時間にしばられず、好きなことに取り組める」29.9%と続きます。

<コスモス(秋桜) キク科コスモス属> 2022年9月 あけぼの山農業公園


健康面・経済面で否定的に、知識や考え方の面や日常生活面で肯定的にとらえている傾向が見られました。世の中全体のイメージとしては実態を表しており納得できます。

<ヤマハギ(山萩) マメ科ハギ属> 2022年10月 あけぼの山農業公園


高齢者の9割は元気で活動している人達であり、健康状態、所得や資産、家族構成等の違いから様々な高齢者の生活スタイルがあると思います。

<キンモクセイ(金木犀) モクセイ科モクセイ属> 2022年10月 自宅


幸い私たち夫婦は健康だけには恵まれ、二人とも結婚してから52年の間、病気で入院したのは各々1回だけです。それ以外は風邪程度で済んでいます。ただ、昨年は私が不覚にも、新型コロナウイルスに感染してしまいました。

<フォックスフェイス(角茄子) ナス科ナス属> 2022年11月 アンデルセン公園


私たち夫婦は今年で結婚52周年を迎えます。貧乏で何の取柄もない私と、52年間も一緒に歩んできてくれた妻には、感謝の気持ちでいっぱいです。

<シュウメイギク(秋明菊)キンポウゲ科イチリンソウ属>
2022年11月 あけぼの山農業公園


私が週4回のテニスと、週1回の卓球が出来るのも、健康であることと、妻の理解があるからです。妻も趣味や友人との交流が健康の秘訣かもしれません。

<サザンカ「勘次郎」 ツバキ科ツバキ属> 2022年12月 あけぼの山農業公園


私の仕事の関係で、現役時代は引っ越しの伴う転居を8回ほどしています。いずれも単身赴任でなく、家族帯同で生活してきたことも、健康維持ができた要因の一つかもしれません。

<シクラメン(篝火花) サクラソウ科シクラメン属> 
2022年12月 柏の葉公園


しかし私たち夫婦も健康と言う財産がいつまでも続くとは考えていません。人生のフィナーレを自分らしく飾りたいという思いを大切に、残りの人生をポジティブに過ごしていきたいと思います。