GREEN NOTE

ワイルドグリーンディスカス中心のアクアリウムブログです

EOS 6D 使用感

2013年06月12日 | 日光・自然

6Dを携えて、行ってきました奥日光。かなり久しぶりに上界に上がりましたが梅雨とは思えない好天
に恵まれました。


ルートは湯滝駐車場から湯川経由で小田代ヶ原。ぐるっと小田代湿原を回って赤沼茶屋方面へ抜け
元の湯川遊歩道とざっくり10キロくらいのハイキングコースです。


湯川は水不足なのか渇水気味。明日からの雨で少しでも増水してほしいですね。
トレーニングジム通いで体重が落ち、筋力もアップしたおかげか、まったく息が上がりません。
ちょっと嬉しいですね。


途中、土が削られ、こんなに根が露出していた木が…可哀想に、いずれ枯れてしまうのでしょう。
なるべく木の根を踏まないように歩いてますが、この場所はお年寄りから子連れまで、大勢の方が
訪れる散策路でもあり いかんともし難い状況です。


涼しくて、ずっとヒグラシが鳴いていて、カッコウの声も…やはり天上界は最高です。
なんとか、ここで暮らして行けないものか…適わぬ夢ですね。

カメラは7Dと6Dの両方を持って行ったのですが、こと風景撮影で7Dの出番はなくなりそうです。
バックモニターの拡大表示でも判るくらい、フルサイズの描写が良く、もう手放せないかも。
そして何より軽い!24-70F4Lのコンパクトさもあって首からぶら下げての山歩きもまったく
苦になりません。これに70-200F4Lだけ組み合わせれば登山も今までよりずっと楽になります。


小田代ヶ原の湿原をシカの食害から守るために、周囲は電流の流れるワイヤーが張られています。
散策路から外れなければ問題ありませんが、外れても決して触ってはいけません。


小田代ヶ原に到着。中央右よりに見えるシラカンバの木が貴婦人と呼ばれる小田代のシンボル。
普通、シラカンバは集まって群生しているらしいのですが、一本だけ凜と立つその姿がまさに貴婦人。
F9まで絞ってるのに背景から浮くような立体感を感じます。
これもフルサイズ効果?それともプラシーボ効果?


湯川は解禁期間中で、釣り人の姿も結構見かけます。自分も数年前まではお仲間でした。


帰りは車で光徳ルートを抜け、川治温泉へ抜けました。鬼怒川水系の撮影ポイントの下見を兼ねて…
山藤が綺麗な季節ですね。
ただ、梅雨のしとつく雨に濡れるヤマフジはもっといいです。雨の降る日にまた来ましょう。

おまけで…24-70F4Lのマクロ機能を水槽撮影で試してみました。
実は、6Dのムック本読むまでこの機能を知らず、いずれ100ミリマクロを買うつもりでしたが…


フルサイズの画角でここまで寄れるマクロ機能なら、マクロレンズは要らないかもです。
0.7倍ですがこの描写なら、7D+60マクロより全然良い…
そして何より驚きはその撮影データです。
Tv(シャッター速度) 1/400 Av(絞り数値) 5.6 露出補正 -1 ISO感度 6400
水槽撮影で1/400秒とか、普通にISO6400とか、今までの経験からすると異次元の数値が並びます。
このノイズの少なさ…自分の水槽撮影なら完全に常用域の感度という事になりそう。
中央一点の測距性能も暗部で迷うことなく、一点での正確さは7D以上の感触。

まさに…「お~ど~ろ~きが、日常に~シャキーン!」(にんじゃりばんばん風に)
という感じで、技術の進歩は凄いですね。


こちらはISO1600ですが、この感度でこの滑らかさはやはりAPSCサイズでは得られませんでした。


もし、水槽撮影メインでこれから5Dmk3か6Dの購入を検討されている方がいたら、ちと高いですが
レンズキットは24-105F4Lよりも24-70F4Lをオススメします。
描写力、ハイブリッドIS、マクロ機能と超高感度性能の組み合わせは水槽撮影で威力を発揮するだけ
でなく、今まで出来なかった撮影も可能にしてくれると思います。