野の花だより

日々のささやかなこと*好きな音楽*のんびりと

息子に‥娘に‥

2010年12月16日 | あしあと
こころ箸、
一本ずつに小さな言葉をしたためています。


そんなこころ箸、
お母さんから、息子さんに、娘さんにと
お求めいただく機会にしばしば触れます。
それも、松江から都会に行き、遠方で暮らす息子さんに、娘さんに‥と。
なんだかじんとします。
「一人でがんばっちょうけん」
「私から離れてほっとしちょうかもしれんから(^m^)、お箸の言葉で応援するわ」
母の想いが私の心に流れてきて
すごくじんとします。

たけださん

2010年12月16日 | あしあと
たけださんを思い出しました。


たけださん。
緑の指という言葉を知ったのは
たけださんのおかげかもしれない。


以前、入院していた病棟で出会ったたけださんは
とても物静かな方で、どんなことを会話したのかとか、こんなことを話して下さったとか、
なぜか思い出せないのだけど、
光がさしこむ明るい洗面所で
たけださんが、お花たちに優しい手の動きで触れて、お水をかえてあげておられる様子や
そのお花たちがとても穏やかな表情に目に映ったことや
どうやら、この洗面所の花たちは、
傷んで捨てられていたお花の中から、たけださんが拾い上げ、息を吹き返したお花たちらしい
ということが、わかってきた感激が
思い出されるのです。


たけださんは、二十年もたって尚、
たけださんの優しい手とか、表情とか、お心とか、
たけださんに優しくされて嬉しそうなお花の様子とかを
だれかが思い出しては、
またあったかな気持ちになっているなんて
お思いもよらないことでしょう。


だれかの思い出の中にあったかにあり続けるって、すごいなあ、すてきだなあ。
私の思い出には、そんな人がたくさんおられる。