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商標の広場

弁理士の福島が商標のお話をします。

韓国ぺ・ヨンジュンの話

2016-04-04 10:00:36 | 日記

韓国の健康食品メーカーが、日本での高麗人参製品の販売事業をめぐる不当利益3億ウォン(約2900万円)の返還を求め、俳優のペ・ヨンジュンさんとペさんが大株主だった会社を訴えていた裁判で、ソウル中央地裁は2日、原告敗訴の判決を言い渡したことを明らかにした。同メーカーは2009年、ペさんが日本で展開した外食事業ブランド「高矢禮(ゴシレ)」の商標を付けた高麗人参や紅参(高麗人参を蒸して乾燥させたもの)の製品を日本に輸出する契約をペさん側と結んだ。ペさん側は製品の販売代行と年間売り上げ100億ウォン達成を約束した。

メーカーはペさん側に高矢禮の商標使用料15億ウォンを含む50億ウォンのうち、23億ウォンを前払金として支払ったが、残りは約束の期限まで払うことができなかった。製品販売にも支障が生じ、双方は法廷で争うこととなった。メーカー側は、ペさんが日本で高麗人参・紅参製品に対する高矢禮の商標出願を11年に行ったと指摘。「契約当時は商標権者でなかったにもかかわらず事実を隠した」と主張した。その上で不当利益23億ウォンのうち、3億ウォンの返還を求めた。

裁判所は「当時、原告は商標権の有無よりも高矢禮のブランド力を高く評価し契約締結に至った」として原告の請求を棄却した。ペさん側が100億ウォン以上の売り上げを約束したことは事実だが、最初から販売と広報の意思や能力がないまま原告をだましたのではないとの見方を示した。メーカーは14年にペさんを詐欺容疑で告訴したが、検察は嫌疑なしの不起訴処分とした。この話、商標権の有無を問題にしたことになる?


頑張れ群馬!!(地域団体商標)

2016-04-02 13:00:32 | 日記

四万温泉(しまおんせん) 商標登録第5404585号
四万温泉旅館協同組合
(群馬県吾妻郡中之条町大字四万4379)
群馬県吾妻郡中之条町大字四万にお
ける温泉浴場施設を有する宿泊施設
及び温泉浴場施設の提供
連 絡 先:0279-64-2321
関連HP:http://www.shimaonsen.com/
四万温泉は群馬の四名湯に数えられ、上信越高原国立公園の海抜700メートルの高地に位置し、四万川の上流に三方を山に囲まれて広がっております。
昭和29 年には優れた環境が認められ、国民保養温泉地の第一号に指定されました。歴史は古く、桓武天皇の御代に、征夷大将軍として蝦夷征伐に来た坂上田村麻呂が、この地で入浴したことが始まりと言われています。また、延暦年間に源頼光の家臣で四天王として知られる日向守碓氷貞光が、読経の際に夢うつつに現れた童子に「四万の病脳を癒やす霊泉を授ける。」と言われ温泉を発見し、信託にちなんで温泉を御夢想之湯と名付けたと
も言われています。以来、永禄年間に湯宿が始まり、湯治場として発展の道を歩みました。近代においては与謝野晶子や太宰治をはじめ多くの文人墨客に親しまれてきた温泉地です。


東芝知財も中国に売却

2016-04-01 12:56:04 | 日記

東芝は30日、冷蔵庫や洗濯機などの白物家電事業を中国の家電大手、美的集団に売却することで最終合意したと発表した。同事業を手掛ける子会社の株式の80.1%を約537億円で譲渡する。美的が白物家電について、東芝ブランドを40年間使用することでも合意。同社の成長に大きな役割を果たし、日本の家庭に便利さを提供してきた白物家電事業が、中国資本の傘下に入ることが正式に決まった。

白物家電事業を行う子会社、東芝ライフスタイルは6月末に美的の子会社となる。早期退職者を募るため移籍する人数は変わるが、同社の従業員数は今月末時点で約1万2800人の見通し。東芝が持つ白物家電関連の5000件以上の知的財産も美的が引き継ぐ。 美的は「我々の家電の競争力は世界市場で非常に強化される」とコメントした。

同社は東芝が販売網を持つ日本や東南アジアで販路を広げる狙いだ。シャープ・東芝等の我が国の大手製造会社がつぎつぎに外国企業の傘下に入る・・・。