日本政府が25日からスイスのジュネーブで開かれる世界貿易機関(WTO)の交渉官会合で、自動車や家電などをネットでつなぐ「モノのインターネット(IoT)」に関わる知的財産の保護を目指し、国際ルールの策定を提案することが22日分かった。
中国などによるソフトウエアの設計図に当たるデータ開示を強制させる動きをけん制する。不当な模倣を防ぎ、健全な競争を通じた技術の発展を促す。
ソフトウエアの設計図に当たるデータはソースコードと呼ばれる。スマートフォンや自動車の制御システムに組み込まれ、IoTなど情報通信の新技術の開発に欠かせない。これも中国対策?