経済成長を実現するためには、イノベーションを継続的に創出していくことが必要不可欠であり、その礎として、知的財産制度は重要な役割を担っています。知的財産制度への理解を深める一助として、特許庁は、このたび「特許行政年次報告書2016年版」を取りまとめました。
本報告書では、第1部で、直近の統計情報を基に知的財産をめぐる動向、第2部で、知的財産活動を活発化し、イノベーションを促進するための各種支援・施策等、第3部で、グローバルな知的財産環境の整備に向けた特許庁の取組等をそれぞれ紹介しています。冒頭には、本編の主要な情報をまとめて紹介するダイジェストパートを設け、また、本編各所のコラムには、知財初心者にも分かりやすいテーマや各種事例等を掲載しています。
また、別冊の〈統計・資料編〉においては、本報告書中の図表等の基礎となる統計情報を含め、知的財産に関する各種統計・資料を紹介しています。興味のある方は、ご一読ください。