すでに報道されている農水産物や食品の名称を国が地域ブランド(知的財産)として保護される「地理的表示保護制度(GI)」の第1回登録に、稲敷市など特産の「江戸崎かぼちゃ」など7品目が選ばれた。
夕張メロン(北海道夕張市)、神戸ビーフと但馬牛(ともに兵庫県)など名だたるブランド品と肩を並べての登録となり、地元の生産者らは「高齢化で担い手不足が進むなか、若手の新規就農にもつなげたい」と期待している。
JA稲敷などによると、江戸崎かぼちゃは昭和41年に7人の農家が70アールで栽培を始めた。着果してから他の産地より約10日長い55日以上、木にならせておき、完熟してから収穫するためホクホクした食感が人気という。市場では他のカボチャの約2倍の高値で取引されているという。