フリードリヒの日記

日常の出来事を、やさしい気持ちで書いていきたい

遭難からの生還

2012年07月10日 08時35分34秒 | 登山

 78歳の男性が遭難してから21日目に救助された。いくつかの偶然が重なって、生還できたようだ。
 私も経験があるが、道に迷うのはほとんどが下りで、迷ったのが分かると焦ってどんどん下ってしまう。
 しかし、沢の付近は急な崖が多く危険である。水の流れが長い時間をかけて山を削っているからである。そして、そこから滑落して大怪我を負うことが非常に多い。
 だから、下りで迷ったら、面倒でも登り返すことである。時間と労力がかかるがそれが一番である。そうすれば、結局、正しい道にたどり着く。 

 この男性は本当に運がいい。冬なら死んでいただろうし、生で食べられる山菜を知っていたようだが、何が食べられるかの知恵がなければ死んでいただろうし、沢に釣り人がやってこなければ死んでいただろう。奇跡である。
 もし、自分がその状況になっていたら、生き残っていただろうか。 

コメント
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