"にしん親子弁当" は、脂が乗った甘露煮、数の子、昆布巻などを並べてニシンずくめの一品。
ロング缶を傍に、これはいい酒の肴になるでしょう。
信越本線の旅、後半は直江津から新潟までのいわゆる「海線」をゆく。
新潟行きの "快速くびきの号" は特急車両、大きなテーブルを降ろして呑む旅には絶好の環境なのだ。
柿崎~柏崎間の車窓は日本海を間近にする。遠く佐渡を臨む冬の日本海は荒れることが多い。
波がホームを洗う青海川は、確かドラマ「高校教師」のエピローグに登場した駅だ。
長岡のソウルフードは "洋風カツ丼"、皿盛りのゴハンにカツを載せ、ケチャップかデミグラスをかける。
ケッチャップベースのレトロな味は、ちょっと甘いけど後をひく味わいだ。
豊野で別れてから150km、鉄路は信濃川(長野県内では千曲川)と再会する。
信越本線の終点新潟で、日本最長の信濃川(367km)も旅を終える。ゴールテープは万代橋か。
旅を終えたボクはご当地料理 “のっぺい” をアテに、佐渡の酒 “真野鶴” ぼっちの打ち上げだ。
新潟ブルース / ロス・プリモス
短縮する為に早い乗り物を
利用するんではなく
移動をも楽しむのが
一番なんだろうね(^^)
深い言葉ですね。
私自身はこうした旅を楽しめるようになったのは、
40の声を聞いてから。
日本酒を愉しめるようになったのもこの頃。
まだまだ歩き回ろうと思っています。
コメントありがとうございます。
新潟は、大学の友人が第二の人生で亀田製菓に単身赴任していたので訪ねて、日本酒をご馳走になりました。
また、奥の細道のバス旅行で、芭蕉の新潟での足跡を辿った懐かしい土地です。
新潟には楽しい、美味しい思い出がおありなのですね。
私も新潟には2年間、単身赴任をしていました。
そのころは仕事一辺倒で、美味しいお店を探す事もあまりしませんでした。
離れてみると、何と勿体ないことか。
今更ながら、時折訪ねて、呑み歩いています。
コメントありがとうございます。