僕の旅と彼方の友と

旅が好きアマチュア無線が好き、そんな僕の呑気な日々を綴ります。

姫路城 その4

2007年04月24日 22時22分56秒 | 旅の思い出

 この軸組構造模型は、大天守の解体修理工事にあたり実物の1/20でせいさくされました。史上初めての解体修理だったので、構造体のもつ技術的特長、あるいは構造上の欠陥や細部の処理方法をとらえた上で工事を行う必要がありました。また、建物を末永く維持できるように、破損・腐朽(ふきゅう)部分の取替えや、各部材の補強方法の検討も不可欠で、さまざまな問題を明らかにするための検討用に製作された模型です。




 二階へ上がる階段です。階段の上の部分は蓋が掛けられるようになっていて、その蓋が二階床と平面上に一体化となるようになっていました。敵が此処まで迫ってきた時に、殿様が腹をお召しになる時間を少しでも稼ぐ為でしょうか。何となくそんな気がしました。




 鎧が展示されていました。あんまり美術的に美しいとは感じませんが、実際に戦闘で使われていたかもしれないと思うと、重さを感じます。




 火縄銃も展示されていました。戦国時代の銃としては「国友鉄砲」が有名ですが、これもたぶんそうではないかと思います。

 

 二階からの眺望です。ここでも十分開けています。



 槍も展示してありました。柄の部分だけで刃はありませんでした。

 

 東大柱です。東西の大柱は地階から最上階の六階まで、全長24.6mあるそうです。解体修理の時に何ヶ所は補強したそうな。



 さらに上階へと進みます。



 ここが何階だったか忘れました。たぶん五階のような気がします。



 ここの部分はなんて言うのでしょうか、今風にいえば出窓かなぁ。ちなみにモデルの女性は見知らぬ方で長く外を眺めておいででした。「写真撮るのに邪魔だ!どけ!」と言いたかったのですが、怖くて言えませんでした。



 先ほどより僅かですが眺望が良くなった気もするし、変わらない気もするし・・・。




 さて最上階(六階)へと進みます。



 最上階には神社が祭られていました。「長壁神社」というんだそうです。この神社は、この天守の丘にあった地主神で築城の際城外へ移されたのが、神の祟りがあると城内の戻されたもので、宮本武蔵の妖怪退治の伝説も有名です。



 
 さて、最上階からの眺望です。二階からのに比べるとやっぱり少し良くなっています。

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