夏の風物詩といえばやっぱり「花火」に尽きるのではないでしょうか。シュルシュルシュル・・ド~ン。なんて音を聞いただけでも「夏だ~っ!」と思ってしまいます。僕の住んでいる所は集合住宅なのですが、周りには高い建物がありません(要するに田舎)。あちこちの打ち上げ花火を見ることが出来ます。落語のたがやなんぞを鑑賞しながら、焼き魚をつまみに生ビールなんてオツなことをやっています。
さて、ドカンと打ち上げる豪勢な花火もいいものですが、家庭用の小さな花火もいいもんです。これを、玩具花火と言うそうですが、大の大人がやってもけっこう楽しめます。
その昔、とある会合の後この玩具花火をけっこう派手にやったことがあります。場所は滋賀県は大津市の湖岸だったと思います。会社の会合(飲み会とも言う)が終わった後、砂浜で大花火大会と称して行いました。玩具花火といっても大人買いすると凄い事になります。大量の花火を見て「これ、今夜中にやるの?」と聞いたら「おお。やるでぇ。」とか「やったろやないけぇ!」とか関西弁の威勢のいい声が帰ってきました。量が量だけに一つ一つやっていたんではとても時間がありません。手持ち系の花火は指と指の間に挟んで一人6本づつ。置き系の花火は砂浜に差し込んで10本位を一気にやりました。そんな事を何度となく繰り返していました。アルコールが入った体でよく事故が起きなかったと思い出しても冷や汗ものでした。まあ近くに琵琶湖の水が大量にある安心感もあったのだと思います。
さて、会社の会合の後の花火大会です、アルコールも入っています。上司のの悪口なんざ当たり前のように言い合いながら進行していました。最後まで残しておいた取って置きの花火がありました。打ち上げ花火です。まあ玩具花火ですからたいした事は無いといっても一応打ちあがったあと花が咲きます。それに火を点けました。シュルシュルシュル・・、「あがった、あがった、あがってぃ!」。ド~ン!「たが屋~っ!」と叫んだ人が居ました。神に誓って僕ではありません。
お粗末の一席でした。
○意味が不明の方は上の方にある「たがや」の文字列をクリックして見て下さい。
○夏休みに子ども会などで花火大会を計画されている方はこちらをクリックしてみて下さい。