炎のクロージング続編!

目指せ!トップセールスマン!

人生は35歳で決まる!

2006年11月13日 | Weblog
最近、個々の営業マンと話していて気付いたことがあります。
チームリーダーに任命した2人、新人営業マンの2人、ベテラン営業マン。それぞれの役割りの中で責任感が出て来たように見えます。
これは自分の持論なのですが、人間の成長の課程には常に「責任」という重さが関わって来ると思います。
その責任の重さを背負えることがその人の器量です。
ですから出来るか?出来ないか?の判断というのはその人が責任を取れるか取れないかで判断していると思います。
人間は小さい頃から、学校などを通じて責任ということを学ばされていると思います。やって良いこと、悪いことも言い方を変えれば同じ意味です。
年齢を重ねて行きながら、出来ることの部分が大きくなり、責任という部分も大きくなって行くワケです。
そして20歳という年齢が一つの区切りの意味で「大人の責任」と言葉に変わり、自覚すると思います。
この区切りの部分から慎重になる人もいれば、何にも変わらない人がいる。そこで人間として差が出て来るようにも見えます。
20歳代はもちろん、30歳代の社長さんを「若い社長」と言いますが、40歳代の社長さんになると若いと言う言葉は外されて普通に思えると思います。
以前読んだことのある本で「40歳というのは大人社会においての大人の成人式」と言っていました。
最近読んだ本で「人生は35歳で決まる」という本がありました。
35歳と言えば、大人年齢で15歳。子供世界で言うと受験生です。
義務教育を終えるまでの課程でどれだけ学べたか?ということがそこで分かるタイミングです。ある程度の認識、大人を意識し始めた年齢です。
その本の中で、35歳までに管理職の経験、もしくは重要なプロジェクトを立ち上げた経験などがある人、無い人では35歳以降のビジネスプラン、人生プランに差が出て来ることが多いと言ってました。
若いうちに管理職として失敗したり、重要プロジェクトを失敗したとしても必ず近くに保護者的な上司が居るのでフォローが効く。そしてその失敗が今後に役立つ。
そういった反省材料が経験となり、失敗をしないようになって行く。
その経験が早ければ早い程良いと言っていました。
昔から自分のマネージメントスタイルは部下に対して権限委譲を中心にやって来ました。
出来ないのを分かっていてやらせる。うまく行けばその人間の自信になるし、うまく行かなければ分かっていてやらせた自分が悪いと思っています。
これは権限委譲された側がやりたいと思わなければ意味がありません。そうしないとただの押し付けになります。
出来る器量と出来ない器量の見分けも必要ですが本人の「やる気」を尊重することが大事だと思います。
彼らには徐々にいろんなことを注入して行こうと思いますが、これから先が楽しみです。
営業成績も2ヶ月前とは比較にならないくらい良くなりました。
すべてが良い結果に繋がり、仕事を楽しめるように良い環境を提供して行きたいと思います。