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人間のレッテル

2006-04-13 | 世情

コーチングの野口嘉則先生によると、
「人間は、貼られたレッテルに応える」
という法則があるそうです。

たとえば、親が子に「お前は悪い子!」と叱り続けると、
本当に悪い子に育ってしまう。

野球選手がバッターボックスに立つときに
「三振だけはするなよ!」と言われ続けると
三振の確立が上がるそうです。

「自分は悪い子」
「自分は三振王」

というセルフイメージを持つようになり、
そのとおり行動してしまうそうです。
(やや誇張した例ですが)

でも、人に対してレッテルを貼る、というのは
自分が相手をそう解釈しているというイメージ像だと思うのですが、
どんなレッテルを貼るかによって、
相手への接し方、相手からの反応、というのがまったく違ってくると思います。

大切なのは、相手にどんなレッテルを貼るか。
「あなたは○○○な人ね」の○○○に何を入れるか。

他人だけではなく、自分にもどんなレッテルを貼るかによって
毎日の生活がずいぶん違います。

「自分は罪深い」
「自分は頭が悪い」
「自分は嫌われている」

というネガティブなレッテルを自分に貼っている人は結構いると思います。
すると「自分は役立たず」というような罪悪感がつのり、
自己破壊願望を持つようになるそうです。

大切な人を傷つけてしまったり、
仕事で大きなミスを連発したり、
不健康なことをし続けたり。

わざとじゃないのに。
自分に対する罪悪のセルフイメ-ジが、
無意識のうちに自分を処罰してしまう。

誰しも罪の意識は持っていると思いますが、
罪悪感から自分を解放してあげることで救われます。
なんかちょっと宗教っぽいですけど。
実際、キリスト教も仏教も罪をゆるすと説いてますが。

自分の欠点を意識し、悔い改めることは大事ですが、
もっと大切なのは、それをバネにポジティブ志向に変換することではないでしょうか。

自分にどんなレッテルを貼るか。
他人に対してどんなレッテルを貼るか。

なかなか実践できませんが、
ポジティブなセルフイメージを持って、ワクワクした毎日を送りたいですね。