週末、法事で信州に行ってきました。
澄み切った空気の中、南アルプスの頂上は真っ白な雪で覆われて
青空とのコントラストが絵画のようでした。
先週訪れたタイの熱帯雨林との対比に軽くめまいを覚えるほど。
昨今のいじめ問題は胸が苦しいですね。
政府の教育再生会議が出した提言は、実態の深刻さを抜本的に
解決するものからは程遠いものでした。
「いじめられる側にも理由がある」と言う子どもの意見もありますが、
集団の持つ怖さに立ち向かえない軟弱さに問題があるんじゃないかと
思いますが。。 大人がそうだからしかたないか。
いじめる暇があったら睡眠してたほうが世の中も自分も平和ですよ。
悪の精神がはじめから子供たちに宿っているはずがない。
人間の性として標的を射当てるという欲求はあるかもしれないけど、
分別があれば人を攻撃することに快感を見出だすなんて不健康なことは
ないんじゃないかと思う。
全校集会を開いてのいじめ論議は不毛だ。
もっと目からウロコ的な発想の転換を強引に引き起こさないと。
興味のベクトルをもっと前向きでエキサイティングなことに
向ける施策をすることで、押し着せではない、
子供たちの自主的で自然な倫理感が得られるような気がします。
そうした発見の糸口を提供することは、やはり大人の役目だと思う。
キッザニアで仕事擬似体験もいいけど、世界はもっと広いよ、ということに
気がつくことは必要だと思う。
ソマリアやカンボジアに1週間ボランティア&レスキュー留学でもさせたら
何かに目覚めるんじゃなかろうか?
試練は、せちがらい世の中を生きる知恵を生むものと知ってほしい。
そう簡単なことではないでしょうけど。

「ウッジュー ライク マッサージ?」を連発していたプーケットのマッサージおばさん(お姉さん)。
年甲斐もなくTatoo paintingをしてもらったら1週間たってもとれず、
毎日黒いタイツかズボンで隠している。。。